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樹木を守り続けるために

大地が揺れても、私たちが心穏やかに安定し、大きな樹木のように、この地球と繋がっていられますように。

わたしたちが、樹木を守り抜くためには何が出来るのだろう?
もしかしたら、樹木の本当の存在意味が、理解されていないだけかもしれない。もし、樹木の本当の存在意味を知らないとしたら、それは人間として生まれ、土や小さな虫や動物たちと対話できる能力を自ら放棄しているようなもの。

この地上に生きる、全ての人間が、樹木の偉大さを、頭の中だけではなく、心で感じることが出来るようになったら、誰も木を伐りたいとは思わなくなる日が来るでしょう。

だから、わたしたちにできることは、樹木を物質的な側面からだけではなく、樹木の精神的な価値、存在意義への理解を深め、知らない人たちが知りたいと思うまで、それぞれのリズムで、それぞれの立場で、出来ることをやり続ければいいのだと思う。

東京都の明治神宮外苑の900本の樹木だけではなく、今生きているすべての木々が、今この瞬間も、わたしたちに無償の愛を送ってくれています。

森林や林が、どれだけ重要かを教えてくれる活動は沢山あります。

その中でも、東日本大震災後に、震災がれきを活用し東北に「森の防波堤」を築いてきた日本の植物学者である宮脇昭氏らの取組みは、後世に残したい美しい活動です。

そしてそれは、世界中に広がっています。

杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦
MORIBITO - a Doctor of the Earth -
は、まさに今現在の土壌再生に取り組む矢野智徳さんのドキュメンタリー映画。この4月に初上映です。希望が持てる誰にでもできる活動を紹介してくれます。



フラワーエッセンスでも、漠然とした恐怖に用いられる「アスペン(ポプラ)」を中国の大地の砂漠に広げた日本人もいます。

「わら1本の革命」で知られる、世界中で粘土団子を撒いた福岡正信さんも。

他にもたくさんたくさん、ご紹介したいですが、今日はここまで。

解決策は必ずあります。

私たち人間が、それを自らの意思で心をこめてやるか、やらないか、だけだと、自然療法ではいつも教えてもらいます。

被災地の回復を祈り続けます。

私たち一人一人が、樹木とのつながりを思い出せますように。
宮脇先生を始め、大地循環と再生に奉げられた全ての活動を、後世にずっと残せますように。感謝を込めて。

北海道恵庭市にある父の実家の庭にある大好きな栗の樹木。
親戚が見守ってくれる中、父の遺骨の一部を散骨しました。


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