夢の果てに向かって
5年後も再発せず、笑って働いていたい
Twitterやnoteにくり返し書いている自分の目標です。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して3年間休職しました。その後復職し、現在3年が経過したところです。
この目標を作ったキッカケはあるデータでした。
「復職した人の約50%が5年以内に再発・再休職をする」という話を見て、これは自分も気をつけないとヤバいと思ったのです。
同時に、まずは5年間生き延びてみようと決心しました。5年間再発せずに過ごすことができれば、自信もつくだろうし、状況も変わっているだろうと。
実際、3年間経過してみると、貯金も増えて心の余裕も出てきました。油断はできませんが、目標を掲げて、なりたい自分に近づこうとしてよかったと思っています。
ルフィの夢の果てという謎
唐突ですが、ワンピースの話をさせてください。
海賊王に、俺はなる。
みなさんご存じ、主人公、モンキー・D・ルフィの夢です。
僕は10代の頃から作品を読んでいるので、もう20年以上、100回以上はこの言葉に触れてきました。
でも、最近になって、ルフィには「夢の果て」があるらしいとのことがわかってきました。
ルフィは海賊王になりたい。その上でやりたいことがある。
でもそのやりたいことは謎のままで、作中では明らかになっていません。
果てとは「広い地域の極まるところ。いちばん端の所」とされています。でっかい夢をかなえたその先で、ルフィは何がしたいのでしょう。
伏線を回収するのが上手な尾田栄一郎先生の手のひらで転がされている気もしますが、考えるだけでちょっとワクワクします。
僕たちの夢の果ては何だろうか
小学生が「将来はプロ野球選手になりたい」と夢を語ったとして。彼の夢の果ては何なのでしょう。
ホームラン王を取る。MVPを取る。大谷翔平のような存在になる。
いろんなものが思い浮かびますが、共通しているのは「ありたい姿」だと思います。
「年収1000万になりたい」サラリーマンはどうでしょうか。
ここは、ちょっと気をつけたい部分もあります。夢に向かってがむしゃらに働いて、それを達成した頃には家族や友達が離れていた、なんて展開になるのは悲しいです。
夢や目標は大事ですが、そのプロセスで健康や大切な人との関係を犠牲にするのはやめたい。それだけは気をつけたいところ。
話が逸れましたね。
僕が夢(目標)を「5年間再発せず笑って働いていたい」ではなく「5年後も再発せず笑って働いていたい」としているのは、ゴールポストを動かしていきたいという想いからです。
5年間のうち、3年間はクリアした。それはすばらしい。
でも、今この瞬間から5年後も笑っていたい。
そのために、今この瞬間から何ができるか。「ありたい姿」を考えて、近づいていきたいなと思っています。
夢の果ては謎めいている
ルフィの夢の果ては意図的に隠されているのだと思いますが、実は自分の夢の果てについて考えてみても、謎が多いのです。
「5年後も再発せずに笑って働いていたい」という夢。その果てに何があるのか。
おそらく「もっと豊かになりたい」「幸せでありたい」「死ぬときにいい人生だったと思いたい」この辺りなのですが、ハッキリとはしていません。
夢を追いかけて日々なんとかやっていくうちに、この謎が解けるかもしれません。まだ見ぬ自分に出会えるかもしれません。
ここはちょっとワクワクしています。
先ほど書いたように、夢に向かって邁進して、いろんなものを失う人にはなりたくない。必死さはいらない。もっとワクワクしていたい。
まだぼんやりとしているのですが、夢に向かって今年も一歩ずつ進んでいきたい。
そんなことを考える年明けでした。
読んでいただきありがとうございました。
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