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「わかりやすい」と言ってもらえるコツ「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay12

今日は「自分の得意なところ」をテーマに書きます。

自分の得意なところは、わかりやすく説明することができるところです。

軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して3年間休職しました。その後復職し「5年後も笑って働いていること」を目指しています。よろしくお願いします。

昔から「説明上手ですね」とよく言われます。

授業アンケートで「先生の説明はわかりやすいです」と生徒に書いてもらったり、見学に来た先生に「話がわかりやすい!」と言ってもらったりすることが多い。嬉しいことですね。

また、休職してからも、リワークや入院治療の中で「説明上手ですねー」と言われることが度々ありました。グループワークの中で話をまとめたり、出た意見を発表したりする場面でした。

人の強みというものは、「本人が特にがんばらなくてもできること」だと聞いたことがあります。確かに僕は、説明をするときに特に無理をしていません。なので、「わかりやすい説明」は僕の得意なところのようです。

自分がわかりやすい説明のために意識していることは何なのか、言語化してみようと思ったとき、以前Twitterで見た画像を思い出しました。

こちらです。青田努さんが作成したものをお借りします。

説明がうまい

①~⑧まで、確かに心がけているなぁと思ったのでまとめてみます。

まず授業では、⑧「相手のケア」と⑥「スピードの調整」は常に意識しています。簡単に言えば、「生徒が授業についてこれているか?」「わからなくて眠たくなってしまわないか?」は頭に入れた上で授業を進めます。

また、興味を持ってもらうためには「すでに知っていること」を足がかりにしたほうがよいので、①「前提の確認」をよくやってます。

ここまでは知ってる?おぉ!すごいじゃん!じゃあ、新しくこれを学ぶんだけど…的なやつです。

この際、相手にとってわかりやすい言葉を使い、また例え話を入れたりします。ただ、例え話を入れ過ぎるとかえってわかりにくくなってしまうので相手の理解度に合わせて調整します。④「比喩の活用」と⑦「語彙の選択」ですね。

あとは、授業の準備段階で、

・50分で生徒が理解できるだけの内容に絞る(詰め込み過ぎない)
・今日教える範囲について最初に話す(ざっくりと)
・伝える順番と展開を考えてから板書を構成する

あたりを工夫してます。⑤「情報量の調整」、②「範囲の提示」、③「構成の工夫」ですね。

おっとっと。

画像に話を寄せて書くうちに1000字を超えてしまったので授業に関する話はこの辺でやめます。

ただ、いい授業を目指すうちに、これらのポイントを抑えられるようになったのは我ながら偉いなーと思います。

最後に、簡単にできる「わかりやすい!」と言ってもらえるためのコツをお伝えして終わります。

それは「編集」です。

「今日のグループワークで話したことをまとめてください」と言われたときに、「えー、まずAさんが〇〇と言って、その後Bさんが××と言いました…次に…」と最初から最後まで中継ってしないですよね?

「あなたに今日起きたことを教えてください」と言われたときに、「目が覚めて、布団から起きて、洗面所に行って蛇口をひねり…」とは説明しません。

「今日は、吉野家で牛丼を食べました!」と、その日あった一番印象的なことについて説明をするはずです。必要な部分だけ取り出し、他の部分をカットする。これが「編集」です。

グループワークの発表も、一番印象に残ったことを提示して、そう思った理由を話すくらいでちょうどいいのです。時間があるのなら、「ちなみに他にはこんな意見がありました」と補えばいい。

こういう「編集」を繰り返すうちに、「わかりやすい説明」に一歩ずつ近づくはずです。

ちなみに、この「編集」の話のくだりは『読みたいことを、書けばいい』に影響を受けています。今手元に書籍がないので記憶を頼りに書いていますが、同じ話を著者の田中さんがしてます。ぜひ読んでみてください。​

今日は「自分の得意なところ」について書きました。

1週間お疲れさまでした!

おわり。



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