人生のレールを外れたあの日「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay21
今日は「これまでで1番のチャレンジ」について書きます。
1番のチャレンジは就職活動をやめ、教員になろうと思った時でした。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して、3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働く」を目標にやってます。よろしくお願いします。
いい高校に行って、いい大学に行って、いい会社に就職する。
そういうレールに乗りなさいと親に言われて育ったわけではない。
でも、周りの友人に追いつけ追い越せと努力をしているうちに、それなりの学力がつき、いわゆるいい大学に入ることができました。
順風満帆な学生生活を送り、就職活動に入る自分。
エントリーシートを書き、企業説明会に参加し、いい会社に入ったOBたちに指導を受ける日々。
なんとなく感じた違和感。
明らかに自分より遊んでいた友人が、若干ウソの混じった自己PRをしているのに嫌気が刺したあの時。
僕はこのまま、社会人になっていいのだろうか。
自分は何がしたいのか。どんな仕事に就けば満足するのか。
それがわからなくなりました。
今思い返せば、シンプルに「これまでの自分を否定されるのが怖かった」のだと思います。
就職活動で、何社も受けて、何回もお祈りされる心の準備がなかった。
周りのが就職活動に励む中、また大学院入試の準備を進める中、自分はひとり、なんとなく立ち止まってしまいました。
そこからプチうつ状態に。
大学にある心の健康センターに行き、軽い薬をもらいながらの日々が始まりました。
メンタルを整えて、出した答えが「教員になろう」でした。そして教員免許を取得し、採用試験を受けました。
「教えるのが上手い」「マジメ」とよく言われていたので、マジメな自分が武器になる世界なんじゃないかなーと思って飛び込んだのです。
いい高校、いい大学、いい会社というレールから降りた、チャレンジでした。
そこから5年間は希望に燃えました。教職にやりがいを感じ、天職だと思っていた。
しかし、教職は「マジメ」な自分のままでは限界が来る世界でした。
気づいた頃には燃え尽きて、もう一度うつの暗闇の中に佇んでしまいました。
1度復職にチャレンジして失敗。再び休職。
その後2回目の復職にチャレンジ。現在は1年以上継続して働くことができています。
人生3度目の大きなチャレンジを頑張っている最中です。
うつが酷い時は、「教員になろう」と思ってレールから外れたあの決断を、死ぬほど後悔しました。
あの時普通に、大企業に就職していれば、心を壊していなかったのではないか。
でも、そのことを考えてももう遅いんですよね。
可能性の中に生きることをやめ、今の人生をよりマシにしていこう。
どうせなら、一度きりの人生。たくさん笑って、楽しんで全うしてやろう。
そんなことを考えながら、日々をやっています。
今日は「これまでで1番のチャレンジ」について書きました。
おわり。
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