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アニメ「ひぐらしのなく頃に解」【”サイカイ”感想】1期と2期を繋ぐ”橋渡し編”のような1枠

「ひぐらしのなく頃に解」第1話は1期の「罪滅し編」最終話から直接繋がってるアニメオリジナルの話。年を数十年重ねた赤坂と大石が長年放置されていた雛見沢に久しぶりに訪れることから始まる。廃墟と化した雛見沢と巡りながら、鷹野三四の遺した「34号文書」の内容に真実も含まれているのではないかという話や、ガスによる自然災害と公表されていることに疑問を持っているという話をする。それを語る彼らの表情は何とも言えない重いものを感じた。

そして学校籠城事件を起こしたあと「雛見沢大災害」で生き残り、大人になったレナと再会する。そこでレナは注射器を持った梨花がゴミ置き場にあるレナの秘密基地に訪れたことを話す。おそらくその注射は「目明し編」で魅音に打とうとしたモノと同じものだろう。レナが拒絶したので打つのをやめ、「この世界は諦めた。次の世界に行く」ようなことを梨花が言ったという。

1話というとても短い枠の話だが、1期と2期をうまく橋渡ししてくれている話だと思う。雛見沢大災害が人為的なものではないかということや、梨花はやたら大きなものをしょい込んでいるのではないかということを垣間見させてくれた意義は大きい。次回もまたアニメオリジナルの話「厄醒し編」が続くが(今度は単発ではない)、期待大で観ていくことにしよう。

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