映画「東京リベンジャーズ」感想
本当はこういう系は苦手だ。
暴力シーンがあったり、喧嘩し合ったり。
だから、気にはなりつつも、しばらく見に行くのを躊躇してた。
でも、ネットとかSNSでそれとなく伝わってくる「良かった」感(ガッツリの感想を見たわけではない)と、ナイトドクター等で見ていてハマりつつある、北村匠海さん出演ということも後押しして、ついに見に行ってきた。
そして、見始めて幾ばくか経った頃、、、あれ??ってなった。
喧嘩、暴力、そんなシーンは確かに多い。
そういうのはあんまり好みではない。
でも、それ以上に主人公・タケミチにとっての熱い「戦い」があった。それがいちばんズンと来た。
ヒロイン・ヒナタの存在もかなり大きい。タケミチの原動力になったのは確かだ。
そして、やっぱり友達との交友は胸を熱くさせる。最初につるんでたダチ、彼らへの思いだけじゃなく、のちに親交を深めることとなるいかしたヤツらとの出会い。どれもこれも何物にも代えがたい。
でも、これだけだと一見同じような作品もたくさんある。
この作品にはほかにはない要素がひとつあり、それは事前情報なしで見に行ったじぶんからしたらとても驚き、戸惑った部分だ。
だけど、それはじぶんにとってはとても好きな要素なので、よりこの「東京リベンジャーズ」を好きになったといっても過言ではない。
そして、全部見終ってみて、改めてこの映画、とても大好きだなって思った。
総じて、映画としてよくまとまっているとも思う。
だけど、感想を書いてみて改めて思うことは、数時間で彼らのことを語ってしまうのはもったいないなと。
もっと彼らのことを知りたいし、それぞれのエピソード(場面)を掘り下げて見てみたい。
今でもこの映画を見たことで彼らが大好きになったけど、もっともっと知りたい、と思った。きっともっといろんなハードルがあったはずだし、乗り越えてきたはずだから。
だからこそ、原作漫画もぜひ読んでみたい、とも感じた。
(23巻まであるらしいから、全巻読むのは少しハードルが高いのがネックではあるけども)
うだうだ書いてしまってきたけど、だいたいこんなところがこの映画の感想だ。
最初の懸念はどこへやら。
とても大好きな映画のひとつとなった。
ヤンキー同士が喧嘩をするだけの映画と思って見るのを辞めなくてよかった。
暴力シーンが苦手だと書いたけど、そもそもが「るろうに剣心」で人をバッタバッタと斬っていくシーンがたくさんあるじゃないか。それでも大好きな作品になった。「ひぐらしのなく頃に」だって、それ以上とも言える残酷なシーンてんこ盛りだけど、内に秘めた熱さに惹かれて大好きになったじゃないか。
そう考えていくと、第一印象だけに囚われず観に行ったことが大成功だったと言える。
今後もそんな感じでいろんな作品を味わっていきたいと思う。
第一印象は、あくまで第一印象!!
「東京リベンジャーズ」を知らなくて、気になっていたけど躊躇しているあなたへ。
(と言っても、好みはどうしてもあるので自己判断で、と言っておきます 笑)
あ、「ひぐらしのなく頃にも」同じ感じで躊躇してる方もぜひ!
(と言っても、好みは‥以下同文)
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