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ドラマ「Q10(キュート)」【感想】''世界平和のために"できること

10年いくか、いかないぐらい前にDVDで見たドラマ。

最初は、好きになったかもしれない人の家で見た。

その人はAKB48の前田敦子が好きだった。

いっしょにコンサートにも行った。

それでじぶんも一時期AKB48をよく聞くようになってたし、それまではただの女性アイドルグループだと思って、そんなに興味なかった。

だけど、これはこれでいいもんだなって思った。ハマるほどではなかったけど、女性アイドルに対しての見る目がかなり変わった。

「Q10」はその人と全部一緒に見たわけじゃない。何話か見て、そのDVDを借りて最後まで見て、後日返しに行った。

そして、好きになったかもしれない人とはその日で終わった。いなくなったわけじゃない。ただ、音もなく、終わった。

そんなちょっとだけビターな思い出がある、じぶんにとってはそれがこの作品。

ただ、学園ドラマ、主人公が佐藤健、相方が前田敦子、そしてアンドロイド。そのぐらいしか覚えてなかった。

だから、初めて見るわけじゃないのにほぼ初めて見る気持ちで見れたのが良かった。全く記憶からなくなっていたわけではないけど、ソフトリセットされたようなそんな感じ。

初めに見たその時とは違って、今回はひとり、家で見た。かなりいろんなことを感じた。

パット見、ファンタジーもしくはSF要素のある学園ドラマ。もちろん、その要素もある。だけど、その枠組みからはみ出した、ちょっとぶっ飛んだドラマだ。そのうえで、心にグッときた。かなり強くグッと。

ここが良かった、あそこが良かった。各話ごとにいろいろあるけれど、あえてここでは書かないでおく。

佐藤健がとても初々しいし、彼の家族がみんな愛しい、前田敦子が不思議なキュートさを醸し出してるし、賀来賢人がなかなかさわやかイケメンだし、池松壮亮がなんだか愛くるしいし、薬師丸ひろ子と田中裕二のそれぞれのキャラが楽しいし、ふたりの関係も微笑ましいし、福田麻由子のあの独特な雰囲気もいい、、などなど。 

多分、あげようと思ったらいくらでもあげれそう。

ただ言いたいのは、ラストまで見てほしいということ。見終わって数日経つのに思い出したら今でもこみ上げるものがある。どこというのは書かない。たぶん、人それぞれに違うと思うから。

そして、人の命、世界平和というかなり大きなテーマを身近なことに落とし込んで突いてくるのがすごい。一見、そんなドラマには見えないのに。

もうTverでは最後あたりしか見れないけど、また最初から見てみたい、そんなドラマでした。

読んでくださって、ありがとうございました!







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