記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部4章【"ユガミ"感想】本編とは違う不気味さ潜む雛見沢

この4章からはやっと3人目がちゃんと登場する。名前は鳳谷 菜央(ほうたに なお)。15歳の一穂たちより年下の12歳。見た目の可愛さとは裏腹になかなか難しい性格のようで、美雪とはあまりにもソリが合わなそうで、そんな2人に割って入るのが一穂。そんな図式が3人には当てはまった。

それでも特殊な雛見沢にやってきたのはこの3人以外にはいなく、協力するほかない。そんなわけで、一穂、そして続いて美雪がどうして雛見沢にやってきたかを話していったのがこの4章だ。奈央自体にも話してほしくはあったが、奈央が言うには"「今は」話したくない"そうで一穂たちは彼女の思いを尊重し無理強いはせずここは終わった。

そして、3人揃った最初の日曜日。興宮にあるはずの一穂の実家に行こうとしたが、おもちゃ屋さんでゲームで盛り上がってるレナたちを見つけたため、予定は急遽変更することになった。

ここで特に言及したいのが、本編では主人公でもある「圭一」の登場だ。ただ、ここではレナたちとは面識はあるが、あくまで興宮に住む男の子、しかもレナたちとは険悪な仲、としか描かれてはいない。「圭一」の登場は嬉しいが、レナたちとの関係が悲しかった。何が起きているんだろう……。

次は奈央の初登校だ。持ってきたわけではないのに用意された彼女用の制服を着て、レナが家まで迎えに来て、教室には制服同様なぜか教科書も用意されていて、と一穂や美雪たちと同じ道を辿る。

ただ、一穂がひょんなことからあるバットを手にしてから恐ろしいことが起きた。"圭一"と名前が書かれているバットだ。この名前の人物を魅音に尋ねようとした時、以前羽入の角に言及しようとした時と同様に、みんなが一斉に冷たい視線を一穂に向けて放ってきたのだ。これは怖い。

さらにこのあと、一穂たちが住んでいるのが"前原"家で、一穂の寝泊まりしている部屋が"前原圭一"の部屋だったと判明する。ますます圭一に、そして魅音たち本編の「ひぐらしのなく頃に」部活メンバーに何が起こったんだろうと気にせずにはいられなくなる。

それでもまだ4章は終わらない。美雪がある人物と出会ってしまったのだ……。


「サポート」を頂けたらnoteを書く大きな、大きな力となります。よろしければお願いしたします。