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ひぐらしのなく頃に奏 解々し(ときほぐし)編 感想

皆殺し編で部活メンバーが一致団結!だけど、まだ運命が切り開けると信じていない人がいるよ?それは・・・

といったところで、なぜかプレイ必須になってる今回の解々し編。オヤシロさまショックでいい成績を取るともしかしたらすっ飛ばせるかもしれんが、難解過ぎるし、それをやるよりは進めた方が吉と思い、そのままプレイ開始。

そして、意外に短く終わった印象。

さて、ネタバレ領域に突入しましょうか。

いつものごとく、ただの感想しか書きませんが、一応少し改行をしておきます。


さて、ひととおり終わった感想をひとことで言えば、

終始、南井警部の物語って言っても過言ではない作品

かなと。

なので、「ひぐらしのなく頃に」という感じはあんまりしない。雛見沢に行くし、大石さんがわりと多めに出てたり、レナがいたりして(たぶんほぼ妄想内)、入江先生がちょっとだけ出ていたとしても。

個人的には南井警部自身は好きだから、夏美ちゃん主体のよりは読み進むのがさほど苦ではなかったけどね。夏美ちゃんのは彼女がどうこうよりも、そもそも惨殺シーンがエグいわ、オヤシロさんの呪文が多いわで(そもそも本編では出てこないので謎の呪文でしかなく、しかもしつこいぐらいに出てくるのがツラかった)、そういうのが苦痛過ぎたからね・・。

そして、ラストあたり。なんとなく金田一少年の事件簿に出てくる高遠もどきみたいなのがいたり(姿は不明)、鷹野(声からしたらほぼ確定)がこっちの世界でも関わってるのがなんとなく違和感。そもそも注射ではなく、事件の犯人がワインを飲んでしまったことで雛見沢症候群レベル5?になるのが解せぬ。(そもそもなんで疑いもせず、しかもワインを飲むのにはいささか不釣り合いな場所で飲んだ?)もちろん、発症してしまった人たちは雛見沢にはほとんど縁がない人ばかりだし、そもそも注射なんてそうそうできるわけもないから、飲料水に混ぜるようなたやすい方法を取らないと発症させることなんてできないからだろう。それにしても、やっぱり納得がいかない。(ひぐらし業ではそんなやり方での発症でないことを願いたい)

あと、唐突な羽入登場。ひぐらし業で沙都子がカケラ世界に行った時よりもかなり唐突にあの場所に行かされた南井警部に向かって「あなたがいなかったから梨花が・・」などと言ってたけど、(いやいや、羽入がいなかったからでしょう?)って思ってしまった。(注※原作ゲームも平成のひぐらしアニメも見終ってます)だって、本編には南井警部いないでしょうに。ちゃっかり南井警部も部活メンバーと手を取り合って惨劇回避するなら話は別だけど、それはないでしょう。あったらごめんなさい(笑)

ただ、事件に関する流れや羽入の件は除いて、人間ドラマだけで見たら南井警部、もとい巴をはじめ、まどかや大石、渚、夏美(今回はちょい役)との会話の描写とかは熱いとこもあり、良かったなと思う。

そういった点で、作品としてはまぁ好きかもしれないけど、ひぐらしなのかと言えば、やっぱ同人的な作品としか見えないなあという感想。

皆殺し編のあとに進めたから余計にそう思ってしまう気がする。部活メンバーがちゃんと出てるようなスピンオフでもないから別個で見たたらまた違った感想になったかもしれない・・。

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