ドラマ「ラジエーションハウス」のチームワークを見て考えたこと。(2019年版、4話まで視聴)
10月から始まるドラマ「ラジエーションハウスⅡ」に合わせて、Tverで前シリーズが順次配信されている。
今はそのうちの4話まで見終ったところ。
ここまで見てきて思うことは、チームワークが一見なさそうに見えてとてもあるんだということ。
ひとりじゃなかなかできない仕事をそれとなくお互いがカバーしつつ、仕事をしている。
自ら進んで助けを求めていける人もいれば(五十嵐タイプ)、ほかの人に迷惑をかけられないからとひとりで抱え込んで悩んでしまって、背中を押されることで前へ進める人もいる(広瀬タイプ)。
じぶんは間違いなく後者だった。
前職は接客業で、基本担当したお客さんの対応はじぶんで最後までする、という仕事ではあった。だけど、1人だけの力で何でもかんでもやれる仕事でもない。いろんな人の手を借りながらやらなくちゃいけない仕事だった。
ただ、じぶんがやらなくちゃいけない範囲がどこまでなのか分からず、悩んだ挙句に突っ走って、でもなんともならずに注意されて、肩代わりをさせてしまうことになって、落ち込んでの繰り返しが多かったように思う。
それがいつもつらくて、ずっとしんどくて、結局辞めた仕事だった。(もちろん、それだけじゃない)
チームなんだから助けを求めて欲しいと言われたことはあった。だけど、助けを求めても、上司や先輩たちからは曖昧な返事ばかりが返って来たり、誰々に聞いてとたらい回しにされたり、前にも言ったよねと言われながら嫌そうな顔で助けられたり。それならとじぶんでやったら失敗して、なんで勝手なことをしたんだと怒られて。ほんとうんざりだった。
挙句の果てには人格も否定されて、その人とは話すことさえ恐怖になって、手が震えてしまって、いつの間にか仕事どころじゃなくなっていた。
チームワークが必要な仕事だとはわかったけど、その職場にはチームワークと呼べるものがなかった。少なくともじぶんにとってはそんな職場だった。
だから、ラジエーションハウスを見てきて、思った。こんなチームワークが取れる職場で働きたかったなと。
もちろん、チームワークが良くてもそこに入るじぶんという人間がポンコツだったらどうしようもないのかもしれない。もしかしたら、じぶんがそれだったのかもしれない。
だけど、それでも少なくとも頼れる上司のひとりでもいればと思った。じぶんにはその上司からパワハラ(と言う定義に入るのかはわからない。ただ、それが仕事に行けなくなった要因のひとつではあった)を受けてしまっていた。それが今は悔しい。
だけど、今更そのことを悔やんでいても仕方ない。失敗しながらも、また立ち上がれる、仕事を続けていられる、そんな職場にめぐり合ってないだけだと信じて、今は気持ちだけでも前を向いて歩いていくしかない。
ただ、今はまだ新しい仕事を探して就職する気にはまだなれそうもない。また二の舞になるかもしれない恐怖がどうしても拭えないので、慎重に行きたいと思う。そもそも、今までのように会社勤めをしていくべきかどうかも考えつつ、生きていきたい。
(「生きていきたい」なんて大袈裟・・・?でも、そうでもないんだよ。このご時世だからなのか、余計にそう思う。)
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