見出し画像

ドラマ「やんごとなき一族」【第1話】見るのかやめるか判断が難しい

フジテレビ系木曜日放送中。大衆食堂の娘・篠原佐都(土屋太鳳)が資産家の御曹司・深山健太(松下洸平)のもとへ嫁ぐところから始まるお話。シンデレラストーリーのようでいて、ほぼ嫁ぐ直前から話は始まる。

いきなりプロポーズの場面から始まり、そして成功。だが、その後に健太が御曹司とわかって驚く佐都。それでも健太の父・圭一(石橋凌)も会いたがってるということで、佐都と健太がお屋敷に行くことに。迎えに来た車に乗って、お屋敷の門の前にやってくるふたり。そこで佐都は健太の母・久美(木村多江)に挨拶しようとするが、あろうことか母が「許してちょうだい」と言いながら佐都をどんっと突き飛ばす。彼の家族に食べてもらおうと思って持ってきたお弁当も散らかり、そして屋敷の扉が無情にも閉まる。

正直、この時点でもう見るのやめようとかと思った。

でも、佐都と健太は好きになれそうだし、土屋太鳳さんも松下洸平さんのお芝居も観たい。そして昼ドラさながらのどろっどろの愛憎劇が繰り広げられるかと思いきや、案外コメディテイストで描かれている。だから、まだ見てみようと思った。

それに、クセが強いどころか、たちが悪すぎる一族の人たちに対して、佐都も負けないぐらい強いハートの持ち主のよう。そんな彼女が立ち向かっていく様を見たくなったのも大きい。ただ、人の生き死にさえも軽んじる場面を見ていると、やっぱり見るのをやめようとも思ったりもした。そんな見るかどうかの判断に困るドラマだ。

だけど、こういう風にでも心が大きく揺さぶられることは何かじぶんにとっても何かをつかめる要素があるドラマなのかもしれない。そんな風に思いつつ、2話も見ていこうとは思う。



「サポート」を頂けたらnoteを書く大きな、大きな力となります。よろしければお願いしたします。