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皮膚筋炎という病

昨日、御用達の大学病院の皮膚科で国指定難病・皮膚筋炎を告知されました。

症状が現れたのは年が明けたころ。
瞼が赤く腫れたのです。

化粧かぶれ?花粉症?
そのくらいにしか思っていませんでした。

市販薬や鎮静効果があるCICAクリームを塗って様子を見ていました。

しかし、治るどころかどんどん赤みは増し、デコルテ周りから背中まで広がっていきました。

これは何か悪い病気では…嫌な予感がしてきました。

病院に行くと、医師からは皮膚筋炎の可能性を指摘されました。
やはり…という思いが降りかかってきました。

確定診断のため、血液検査とメスを赤く腫れた部分に入れ細胞を取り生検にかけてもらいました。

結果が出るまで、三週間待ち病院へ。
診察室のドアを開けた瞬間、「あぁ、皮膚筋炎だ」と分かる程、医師の顔は曇っていました。

今後の治療方針について、医師と看護師にパンフレットをもらいました。

私は自分がその時、どんな反応をしたのか覚えていません。
ただ、ロボットの様に振舞っていた気がします。

そんな打ちのめされた診察の帰り道、桜の美しさにふと目が釘付けになりました。

こんな美しい自然の前に、病気なんてものは、ちっぽけだと心が軽くなりました。

そして、自分の部屋に彩りがほしくなり花屋さんに。
決して高いものではないけれど、元気が出そうなビタミンカラーのブーケを購入しました。

今後はステロイド治療が私を待っています。
ステロイドパルスも視野に入れての治療が開始されます。

それでも私は諦めません。
桜に負けないように、自分の人生、精一杯咲いたと思いたいからです。

今までも、沢山の試練がありました。
でも、必ず救いの手を差し伸べてくれる人、心の支えになるチャレンジがあったのです。

きっといつか寛解して、私は笑っていると信じて。

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