維摩

漢字のたくさん意味を含んでいるところが好き。 いつか漢字好き仲間を作りたい。

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最近の記事

部首の覚え方~5~

・「威」…権威は自ら戈を持つことではなく、自らの存在価値に女え(つか-え)させることだ ※戈(ほこづくり)は武器を意味する ※女える(つか-える)=仕える ・「表」…裏表のない「衣」服 ※「裏」の部首も「衣」 ・「衷」…衷(訓読み:まこと)の心は「衣」衣の別れに ※衷心=本心、心の底 ※後朝(衣衣)の別れ=男女が共寝をして迎えた朝の別れ、という平安時代の恋愛風習 ・「臭」…臭い(にお-い)は鼻につく→鼻の「自」に通じる ※「匂い」は良いにおい、「臭い」は悪いにおい ・

    • 部首の覚え方~4~

      ・「豪」…豪(訓読み:やまあらし)は「豕(いのこ)」っぽい!? ↑パッと見は個人的に見てもあまり似ていないです… (いのこに毛がもっとあれば見えなくもないかも??) ※「豕」はいのしし・ぶた、またそれに似た動物 ・「丹」…丹(訓読み:まごころ)は一「丶(てん)」もの(一点物) 「丶」にはどんな気持ちがつまっているのだろう? ・「雇」…面接では隹(スイ)た(好いた)人を雇う ・「塞」…「土」を積み上げて作ったものが塞(訓読み:とりで) ※「塁」も訓読み:とりで、なので部首

      • 部首の覚え方~3~

        ・「戻」…早く「戸(訓読み:いえ)」に帰りたい ・「呉」…呉呉(くれぐれ)も気を付けて、そう「口」 ・「喪」…喪服という衣を着るだけではダメ、 ちゃんと心の中の「口」(意味:ことば)で伝えなきゃ 二つの「口」は誰を指しているのでしょうか? ・「直」…直(ひた)向きな「目」線 ・「般」…「舟」で般る(めぐ-る)旅 ※「殳」は「武器」にもとづくの意味がおおい ・「煩」…煩い(うるさ-い)な!、ついに私の怒りに「火」がついた ところで、「〇(訓読み:~」や「〇」「(意味

        • 部首の覚え方~2~

          ふと思い返した時にひらめくこともあり、 このシリーズ、続けていこうと思います。 念のため書いておきますが、 「厳密な字源や原義通りでない」 ことだけ今後ともご承知おきください。 ・「寧」…寧らか(やす-らか)=安らか、安の部首は「宀」 ・「唯」…唯には現行の訓読みこそないものの、 「(応答時の返事で)はい」の意味がある →口(意味:ことば)関連 ・「累」…累乗は同じ数字を見えない「糸」でつないでいる ・「夢」…夢は「夕」べ見たもの ※「ゆうべ」は「夕べ」以外に「昨夜

        部首の覚え方~5~

          部首の覚え方(漢検対策?)

          部首というものは、漢字の字形を分類する中で生み出されたものであり、 その分類方法は辞書によってまちまちだったりします。 統一されてない漢字と出会うたびに、 あんた結局どっちなの??となったことはありませんか? 結局、私は辞書典拠数の多いものを採択していましたが、 これがまた意外と紛らわしくて…(惘)。 そこで、私がこれまで漢字を学んできて編み出した 部首分類をご紹介したいと思います! (厳密な字源や原義は基本的には無視していきます) ・「武」…武器(武士)は争いを「止

          部首の覚え方(漢検対策?)