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ノートPCの実作業バッテリー稼働時間を検証してみる


ノートパソコンのバッテリー稼働時間を測る指標にJEITAVer.2.0というものががありますが、これが全く当てにならないのはパソコンにそこまで詳しくない私でも知っている事でありました。

今使用しているパソコン「IdeaPad Flex 5 Gen 8」のJEITAVer.2.0でのバッテリー持続時間が「14.5時間」という事になっているのですが、

絶対にそんなバッテリー持ちは良くない。


私の感覚では14.5時間の半分、約7時間程度が軽い作業でバッテリーが持つかなと何となく思っていたのですが、実際に測ったことはありませんでした。

そこで、ブラウジング・youtube視聴を主に続けて、実作業ではどの程度バッテリーで使用できるのか検証することにしてみました。

結果から言いますと、100%バッテリー容量換算で「5.25時間」程持つ計算になりました。


個人的には思った以上に少ない結果になったなと思いましたが、JEITAVer.2.0の40%程が実作業時間に近いというものを見たので、それを考えるとそんなものなのでしょう。(14.5×0.4=5.8時間)

結果の5.2時間ですが、どのような検証をしたのか記載します。


1.実作業環境

大まかなパソコンのスペック

CPU:AMD Ryzen 5 7530U
メモリ:16GB
画面解像度:1920x1200(IPS液晶、60Hz)   
ストレージ:M.2 SSD, 512GB

実作業内容

Googlechrome、Edgeのブラウザを使用したWEB検索・テキスト作業・Youtubeの視聴

作業環境

ウィンドウを分割して画面左側でWEB検索やテキスト作業、右側でYoutubeの視聴を続ける。適度に仮想デスクトップを使用をする。

画面の明るさ50%、スピーカー音量50%、Wifi接続、Bluetoothオン(接続機器無し)

Lenovoのバッテリー保全モードを有効(55~60%にバッテリー残量を調整)
Lenovoの電源設定「バッテリー省電力」、電源モード「トップクラスの電力効率」、バッテリー節約機能オフ(動作が遅くなる為オフにしています)
電源プランをカスタム「最大プロセッサの状態:50%」

電源プラン

バッテリーに影響がありそうな常駐ソフト(個人的にインストールしたソフト)
Microsoft PowerToys、SylphyHornPlus


2.バッテリー持続時間の推移

バッテリー残量57%、21:13~計測

なぜ57%だったのかというと、思いつきでこの計測を始めたからです。
なので計測を始めた画面のスクショを忘れています。

バッテリー残量4%、24:06時点

WEB検索・Youtube視聴もGooglechromeだったので、ほとんどバッテリーを使用しているのはchromeになりました。Edgeも時々使用しているので2番目の結果に。
ほぼほぼブラウザだけの軽作業だったのですが、バッテリーを結構消費するんですね…
Youtubeの視聴が結構負荷になるのでしょうか?

ブラウザだけの作業でも目に見えてバッテリーが減ります

~24:12に休止状態に移行。約3時間のバッテリー持続時間という結果に。

上記のスクショから5分後くらいに休止状態に移行してパソコンが使えない状態になりました。
2時間59分、ちょうど約3時間程度のバッテリー持続時間になりました。

57%のバッテリー残量だったので100%換算しますと、
100 / 57 ≒ 1.75
3 × 1.75 = 5.25時間

皮算用ですが、ブラウザ作業・Youtube視聴で5.25時間程バッテリーが持つようです。


感想

正直、もっとバッテリーは持つと思っていました。
ただ、冒頭の通りJEITAVer.2.0の40%程だとすると性能通りの結果なのかなと思います。

性能は7万円程で購入したこともあって十分満足なのですが、バッテリー持続時間はもっと欲しいですね。せめてJEITAVer.2.0の半分くらいは欲しいです。

値段も上げてノートパソコンを購入するとしても、CPU性能が上がるとバッテリー持ちも悪くなるそうなので考え物。
Core UltraとMac(M1)はバッテリー持ちが良いレビューが多いので、このパソコンのような既存のものとどのくらい違うのか気になります。

結局、想像より悪かったバッテリー持続時間に憂いて、
バッテリー持ちが良いノートパソコンが気になってしまった検証でした。

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