Lenovo IdeaPad Flex 5 Gen 8 購入後 総括レビュー
M1買うと言っておきながら、結局最新のM3 MacBook Airを導入して使用を続ける事にしました。２０万円はかなり迷いましたが…
その原因「IdeaPad Flex 5 Gen 8」を半年ほど使用して何が良かったのか、どこに不満があって手放したのかまとめたいと思います。
↓今までのレビューピックアップ
［良］コンバーチブル機能が付いて値段が手頃
自分が買った時は新品でセール価格７万円（現在は８万円くらい）程だったのでかなりお手頃に購入できました。
Ryzen５ ７５３０U、メモリ１６GBのパソコンは、DELLの製品で６万円後半〜となっているので、８万円で購入したとしてもコンバーチブル機能が付いている事を考えれば、今でもお得感があります。
［良］コンバーチブル機能（タッチ）が意外に便利
コンバーチブル機能の面白さから購入した本機ですが、実はそこまで期待はしていませんでした。ペンを使える事の方が大事だったのと、Windows８を使用した時の印象が残っていてタッチ機能に期待していなかったからです。
しかし使用してみると意外に便利。自分はノートパソコンを使用する時はなるべく周辺機器（マウスなど）を使いたく無いのですが、タッチパッドの補助機器みたいな感じでタッチが使用できます。
例えば、右下から左上にカーソルを移動することが面倒なのでタッチをして操作する等…
コンバーチブル機能は、意外とテントモードを使用しました。机の奥行きが狭い時に便利でした。
［良］色々な所がほどほどに使いやすい
例えばキーボード。海外メーカーにありがちなEnterが微妙に小さく、スペースキーと変換・無変換が繋がっていますが、他のキーの大きさ・配置にクセがなくしばらく使用していれば慣れました。
ただ自分は、キーボードにこだわりが無いのでその点にご注意ください
タッチパッドは値段程度の触り心地ですが、感度も問題なく普通に使用する分には問題ありません。また、指紋センサーもちゃんと反応してくれます。
黒い部分はパームレストカバーです
コンバーチブルPCを使用していて気付いたのですが、背面に貼り付け型のスタンドを装着できません。
そこでリフトアップ・ヒンジの本機はある程度適度にキーボードの角度をつけてくれます。
また、外観は無難で使いやすい見た目に収まっていると思います。
多分、天板は金属製、本体は樹脂製だと思います。手触りは天板も本体も変わらない感じですが、光の当て方で多少色の違いが見られます。
７〜８万円のパソコンとしては安っぽくなくて良い感じです。
ペンは自分で貼り付けました。
［微妙］重さ：約1.55kg
重さのせいでコンバーチブル機能を使い道が限られていました。
軽ければ電子辞書を読んだりできるかもしれませんが、この重さではタブレットとして使用することは難しかったです。
コンバーチブル機能を活かすには重量が軽い方が良いですね。１kg以下だと使いやすそう。でもそうなると値段が倍以上上がったりするので、その値段を許容するかは別ですが…
使い道が難しかったタブレットモード
［微妙］ペンの性能
最も期待したのですが、自分には合わなかったです。
定期的にペンのカーソルが奇妙な動きをするし、Photoshop等のソフトで使用してもクリックがうまく出来なかったり…
最低限使用できれば良かったのですが、使用していてストレスが溜まるだけだったので最後の方はペンを使わなくなりました。
ただ、OneNoteでメモする程度は問題なくできたので、イラスト系で使用しなければ問題ないかと思います。
［微妙］バッテリー持続時間
公称１４.５時間だったので半分程度使用できていれば問題なかったのですが、ブラウジング＋YouTubeで5時間程度。
バッテリー省電力の設定を可能な限り行なってこの時間だったので、思った以上にバッテリーが持ちませんでした。
JEITA2.0は本当に実稼働時間との乖離が凄いですね。JEITA3.0はある程度信用できそうですが。
雑感
結局はペンの性能がイマイチだったのと、バッテリーが思った以上に持たなくてバッテリー駆動での使用が問題だったのが主な原因で手放す事にしました。
ペンがもっと実用的なら手放すことは無かったのですが…値段なりの性能といえばそうなのかもしれません。
ただ多くの人にとっては、この値段でコンバーチブルPCが手に入って通常使用では問題ない性能なので、オススメできる製品ではあると思います。
延長保証も比較的リーズナブルに追加できるので、ペン性能が問題にならない方は検討してみてはいかがでしょうか。
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