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No.114/枠組みは一度外してみる②(2024.04.23)

こんにちは、くのてつです。

前回に続き、以下の記事から自分の考えを整理していきます。

前回は「GW明けに増える発達グレーゾーンの子が象徴するもの」は何か?を考えてみました。

↓前回の記事

体制の整備を本質的に考えてみる

国全体、または都道府県ごとに真剣に取り組むべき問題だと思います。現状、対応できる専門家が少なく、子ども支援課や教育センターの職員も自治体職員が異動でたまたま赴任しているケースが多いんです。専門家がオンラインなどで全国あまねく支援・指導する体制作りが必須だと感じています。

https://beauty.oricon.co.jp/special/102400/

やはり専門家も体制に関する課題を指摘されていますね。

国や自治体が真剣に取り組むべき、との表現にはゾッとしています・・・真剣じゃないの?と見えてしまいますから。

揚げ足を取るわけではありませんが、「まだやれることがある」という状況であることは確かだと思います。

では、ここで課題に挙げられていることをクリアすれば良いのでしょうか。

例えば、専門家を増やす。

どういう手法で増やすの?となると、これは広域でトライできても中身が薄まっていくのは必至です。

とってつけたような知識は何の役にも立ちません。

実践が伴って初めて成立すると思います。

つまり、知識のインプットとアウトプットのバランスを取りながら学び、経験値を高める場が必要だということです。

ならば、質は一定水準を担保して取り組もう、という考えになるとそれもまた難しいでしょう。

質のを担保する=初心者レベルでは対応が難しい、となり自然に敷居を上げてしまうことになり兼ねません。

要は今に対応するための対処療法と、これから先の未来を見据えた土台づくりが並行して走る必要があるということです。

未来は待ったなし、ですから今必要なことばかりやったところで意味がないので。

こういった単純な整理が「体制の整備」の中に欠けているように思います。

人手不足だといえば、人員を補充する、補充できる人員を育てる的な話になります。

人のいざこざがあって・・・的に話になると問題となる因子を取り除こうとします。

まだに対処療法になっている訳です。

前述したように対処療法、土台づくりを並行するならばどうするか?という点を愚直に考えていく必要があります。

その具体策は改めて別投稿にするとして、このように分解して丁寧に考え、スピード感を持って動くが求めれているのだと思います。

そんな視点を忘れないよう、日々精進です。





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