No.113/枠組みは一度外してみる①(2024.04.22)
こんにちは、くのてつです。
この時期はさまざまな変化が一気に訪れて、それ相応のストレスがかかるのは大人でも子どもでも同様に起こります。
新学期、というのはある種成長のためのステップと言えるそんな時期だと思います。
一方で、そのストレスの弊害も起こる・・・これもまた事実でしょう。
ちょうど以下のような記事を見つけて、「う〜ん」と考えさせられました。
児童精神科のお医者さんの記事なので、当然プロの目からの見解であることは間違い無いのですが、自分が感じていることギャップがあります。
あくまでもプロではない自分の現場経験レベルですので、私見でしかありませんが、自分なりの整理も兼ねて少し考えをまとめます。
GW明けに増える発達グレーゾーンの子が象徴するもの
記事にはこのように書かれています。
実際にそんなイメージができるな、という所感です。
ただ、これって誰にでも共通するものだとも感じる訳です。
慣れてきたから目立ち始める・・・ということは、それまでは気づくことが難しいのでしょうか。
もしそうであるならば、それはやはり仕組みがおかしいと言わざるを得ません。
自分たちのように、公教育の外で事業をやっていても、やはり4月は特別です。
スクール制の運動教室などは週1〜2回程度しか子どもたちに会いませんから、学校以上に子どもたちをよく観察する機会が少なくなります。
ですが、GW明けまで気づけない、というようなことはありません。
慣れない4月はより意識を強化するものの、一貫して子どもたちを個別によく観察して、コミュニケーションを取りにいきます。
また緊張して不慣れな環境となり得るからこそ、心理的安全性をどう担保するかという点にフォーカスして活動します。
全ての子を網羅できているとは言えませんが、GW時期だから・・・というような見え方にはなりません。
つまり、公教育の仕組みの中では「個別の接点」と「心理的安全性の担保」が難しいと言えるのではないか、そう感じた次第です。
少し長くなってしまいましたので、引き続き明日もこのテーマについて整理したいと思います。
自分で考えていても、何がベストなのか、ということは見えません。
でも、ベストに近づくために最大限の努力を尽くさねばいけませんね。
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