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レビュー「秋山竜次/CF#71 ジョルナン・ラマ(グランデ歌手・世界三大ボイス)」

ロバート秋山さんプレゼンツ、クリエイターズ・ファイル。
秋山さんがいろんな職業の方になりきって演じているクリエイターズファイル。
(※この記事は、個人の妄想です。)


今回取り上げるのは、この方。

神々からの贈り物と呼ばれる歌声を持ち、地球で最もグランデ(偉大)な歌手と賞賛されるジョルナン・ラマ。 ラマ氏15年ぶりの日本公演に独占完全密着。

紹介ページより引用

0:00〜 ラマ紹介

3人の声楽家
 ジャック・ラザー
 イーサン・ゴードン

そして、神々からの贈り物と呼ばれる歌声、人々は彼の存在に尊敬の念を込めてこう呼ぶ地球で最も偉大(グランデ)な歌手と。
 
 ジョルナン・ラマ(70)

3:00〜 会場入り

普段着はカジュアル。サングラスで隠しても溢れ出してしまう逸材感。
エレベーターを杖を持ち待っている彼。ケンタッキーの前にいる別のグランデな巨匠を思わせる風格。
本番前でも楽屋では常にリラックス。
さすがの大物ぶり。

4:17〜 公演開始

盛大な拍手とともに入場するラマ。
拍手が鳴り止むと、会場は静寂に包まれる。

「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ「トゥーランドット」より)
名曲にアレンジを加えて、ラマ自身の歌に仕上げている。
情熱的で自信に満ち溢れた歌い方だ。
こんな歌声で歌われたら誰も寝れない。

「帰れソレントへ」
最後の雄叫びにはヴァイオリン奏者もびっくり。
思わず心の声が溢れ出てしまったのだろう。

「フニクリ・フニクラ」
「ディンドン ワッハハッハハ ペラペラペラ やめてくれ
やめてくれ」

ここでMCが入る。
観客に指を指しながら
「かな、るる、りり、
ラストナイト キャバレー アフター トゥゲザー」
情熱的なラマは日本人女性たちと懇ろな夜を過ごしたのかもしれない。

「揺れる想い」
ZARDの名曲だろうか、日本のファンに対するサプライズかもしれない。

「安心のオオテ・チェーン」より
すーしーざんまいー と両腕を広げながら歌う様子は寛大さそのもの。

「我々がテントウで耳にする音」より
近所のスーパーの焼き芋売り場で流れていた曲に似ている…気のせいだろう。

「ダレダ〜僕のプリンに手を出したのは〜」より
悲劇の主人公の悲哀を歌い上げる。

「思い出のスタンプラリー」
スタンプラリー、ラマのオリジナルソング。


10:10〜 CM撮影開始

怒涛の勢いでCM撮影開始。6本連続撮影らしい。

①荏原のど飴製菓 
 「ラマのどすっきり あらまあ」

②靴のヒラタ
 「うごきやすぅい あるきやすぅい 靴のヒラタ NO.1」
なんと、1発OK。

楽屋でインタビューに答えるラマ。
日本食の大好物は、しめ鯖だという。

③KONISHIのWi-Fi
 「ラマいつも使ってる あらまあ」
もう1テイクと言われたが、スタッフが慌てて止めに入る。
こちらも1発OK。

再び楽屋。
CMギャラは安いらしい。それでも、日本のファンのためにCM出演を快諾したようだ。
スタッフのズボンを杖でつつきながら、「お前のクソズボンの値段と同じだよ!」という。
あの温厚そうなラマがキレている?
多忙すぎる彼がふと見せた表情、彼も一人の人間だった。


14:46〜 「今触らないでほしいんだ」(「イ・ク」より)

「ムリムリムリ〜 イークーゥ〜」
「イマサライマサライマサライマサライマサラ イークゥ〜」
最後まで情熱的なラマだった。

ラマが歌っていたのは自分の生き方だった。

これほどまでに、喜怒哀楽を含めた人生を歌い上げる歌手がいただろうか。
グランデなのは声量だけではない、歌そのもの、人生そのものがグランデ歌手たる所以(ゆえん)だった。




(参考)



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