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レビュー「wowaka/アンノウン・マザーグース」あなたには僕が見えるか?


(※このレビューはあくまでも個人の感想(および妄想含む)です。)


アンノウン・マザーグース

https://www.youtube.com/watch?v=P_CSdxSGfaA


描かれたハートの1枚絵。
ここに正中線(のようなもの)が通っている。

2人の人物の掛け合いのようになっているところで、左右に分かれている世界(人物)と仮定して、ここに目隠しをした状態にすると、、、

あなたには僕が見えるか?(1回目)

あなたには僕が見えるか?(2回目)


たまたまそういう配置になっているのかもしれないが、、、

「あなたには僕が見えるか?」と主体が歌うとき、
「あなた」には「僕」の文字が隠れていて見えない。

主体が入れ替わっても同じ。
鏡の中の相手が
「あなたには僕が見えるか?」と主体が歌うとき、
「あなた」には「僕」が見えない。

主人公がA、鏡の中の人がBだとしたとき、
Aが歌うとき、Aは自分が見えているが、BにはAの姿が見えない。
逆も同じ。

というように解釈できないだろうか。

どこまで行っても分かり合えない。

正位置からして、左半分が主人公だとすると、
主人公は痛み、傷を負っている。(愛でもあると思うが。)

しかし、相手からはそれが見えない。

それでも、真ん中あたりで色が混じり合おうとしている。


それでも好きと言えたなら
それでも好きを願えたら
ああ、あたしの全部にその意味はあると

この歌詞がよりいっそう響いてくる。


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