見出し画像

トヨタ人気のミニバンを徹底検証!ガソリン車とHVではどちらがお得?

アルファード・ヴェルファイアお買い得なグレードはこれだ!!

トヨタの人気ミニバンのアルファード・ヴェルファイアを購入してから3年間にかかる維持費(税金・ガソリン代など)を徹底検証しました。

それに加え、ガソリン車とハイブリッド車では、どちらがお得なのかもお教えします。

現在、多人数で乗車でき、3列シートのトヨタミニバンでの最上級車種と言えば、アルファードとヴェルファイアが思い浮かぶのです。

高い人気を得ることができたアルファードとヴェルファイアですが、その理由というと、広くて豪華な室内にあり、大柄なボディに3列シートで、頭上と足元では空間が広くなっています。

そして、内装では、インパネからシート生地までもが、上質に仕上げられており、快適装備も充実し、リムジンみたいに快適性を得られることが理由となっているのです。

そのことから、レクサスやクラウンのようなセダンタイプを使用していたユーザーが、アルファードやヴェルファイアに乗り換えることが増えてきています。

最近では、政治家や企業の重役、はたまた芸能人までもが、アルファードやヴェルファイアを利用しており、セダンタイプの高級車よりもミニバンの方が乗り降りしやすいうえに、車内でゆっくりとくつろげるために人気を得ているのです。


やはり人気グレードはエアロボディだ!!

どちらの車を見ても、エアロボディが人気を得ており、特に若年層に多く見られるように思えます。

アルファードやヴェルファイアに用意されているエンジンはというと、直列4気筒2.5リッターに、直列4気筒2.5リッターハイブリッド、それにV型6気筒3.5リッターの3種類のエンジンが用意されているのです。

その中のV型6気筒3.5リッターエンジンは、レクサス「GS350」などに搭載されているエンジンと共通であり、直接噴射とポート噴射を併用することで、301馬力もの最高出力を醸し出し、36.8㎏-mの最大トルクと強力で、吹き上がりに優れており、静かで滑らかな走りを得ています。

しかし、使用する燃料は、プレミアムガソリンであり、JC08モード燃費では10.8km/Lで、燃料代も高額となるのです。

そのため、かなり贅沢なエンジンであり、一般的な選択肢とは言えないのではないでしょうか?

以上の事より、2.5リッターのガソリンエンジンとハイブリッドの維持費を比較し、両車種ともにエアロパーツを装備した派手顔と言われるグレードが人気であり、アルファードであれば、2.5リッターガソリンエンジンを搭載した2.5Sと、ハイブリッドS、ヴェルファイアであれば、2.5リッターガソリンエンジンを搭載した2.5Zと、ハイブリッドZが、お買い得グレードと言えます。


ガソリンエンジンでの3年間の維持費はこれだけ掛かる!?

ガソリンエンジンのアルファード/ヴェルファイアの3年間の維持費は、使用頻度の少ない場合では下記のような概算になり、購入時期や販売会社によっては異なりますので注意してください。

◇グレード:2.5S(7人乗り)/2.5Z(7人乗り)
車両本体価格(税込み):375万7320円
自動車税(3年分):13万5000円
自動車取得税:9万3900円
自動車重量税(3年分):4万9200円
自賠責保険料(37か月分):3万6780円
リサイクル料金:1万6550円
各種代行手数料+預かり法定費用(概算):5万2350円
ガソリン代/3万km(3年分):43万9393円
オイル交換(2回分):1万600円
オイルエレメント交換(1回):7400円
タイヤ交換(1回):7万8000円

❖税金や維持費の合計:91万9173円
❖車両本体価格を含めた総合計:467万6493円

※ガソリン代はJC08モード燃費の85%、レギュラーガソリン価格は1リットル当たり145円で計算しています。
※任意保険の保険料は含まれていません。
エコカー減税対象で低燃費なハイブリッドはガソリン代も減らせます!?

ハイブリッドのアルファード/ヴェルファイアの3年間の維持費は、使用頻度の少ない場合では下記のような概算になり、購入時期や販売会社によっては異なりますので注意してください。

■グレード:ハイブリッドS/ハイブリッドZ
車両本体価格(消費税込):463万2120円
自動車税(3年分):10万1200円(翌年度75%減税)
自動車取得税:0円
自動車重量税(3年分):0円
自賠責保険料(37か月分):3万6780円
リサイクル料金:1万6550円
各種代行手数料+預かり法定費用(概算):5万2350円
ガソリン代/3万km(3年分):27万8846円
オイル交換(2回分):1万600円
オイルエレメント交換(1回):7400円
タイヤ交換(1回):7万8000円

★税金や維持費の合計:58万1726円
★車両本体価格を含めた総合計:521万3846円

※ガソリン代はJC08モード燃費の85%、レギュラーガソリン価格は1リットル当たり145円で計算しています。
※任意保険の保険料は含まれていません。

以上の事から、アルファードハイブリッドS/ヴェルファイアハイブリッドZの価格自体はガソリン車よりも87万4800円高くなるのですが、ハイブリッドには後輪をモーターで駆動させる4WD(E-Four)が標準装着されていることから、価格を高めています。

結論的にはどちらがお得!!

前述のように、ハイブリッドの車体価格は、ガソリンエンジンタイプの車体価格に比べ、87万4800円高くなりますが、維持費を含めた総合額の差額では、53万7353円まで縮まり、ハイブリッドでは、購入時に納めるようになっている、自動車取得税と同重量税がエコカー減税によって免税になり、3万kmまでのガソリン代でも16万547円節約できるなどして、購入時と購入後の諸費用を合計で33万7447円安くできるのです。

そして、6年間/6万kmを走れば、ガソリン代の節約は32万1094円まで拡大し、総合計の差額は、37万円前後までなります。

4WDの価格換算額(ガソリンタイプの4WD車体価格とハイブリッド車の車体価格を引いた差額)の約25万円を差し引くと、12万円の差額となるのです。

このようなことから、ハイブリッドタイプを運転することが、2.5リッターのガソリンエンジンタイプに比べて上質な感覚で、6年間/6万km以上を走るのであれば、ハイブリッドが買い得と言えます。

ご購入をお考えの方は、是非とも参考にして頂けたらと思うのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?