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認知科学を使ったコーチング概論

ライフ研究家ときどきライフコーチの菅原です。
見切り発車独立、19日目。

ライフ100%で生きるうえでは、心身共にヘルシーな状態であることが超重要です。

最近は心身のコンディションを整える活動や情報収集に余念がなく、以下のようなことを意識しています。

・睡眠は絶対7時間以上(だいたい21時半就寝→5時起床)

・就寝前と起床直後にゴールを書いた紙を見てニヤニヤ
(ただのやばい人ですが、無意識にゴールを刷り込む上で重要なので、割と真面目にやりますw)

・起床後は布団に寝たまま簡単にストレッチ、うがいしてからコップ1杯の水を飲む

・朝の散歩 & カフェでnote作成など軽作業

・丁寧に洗濯や掃除

・子供たちと一緒に学童に通学

・サウナ週4〜5回w


めっちゃ健康的なただのプー太郎生活ですが、本気でライフを探求してますw


さて、今日は僕が行っている認知科学を使ったコーチングの概論に関してご紹介します。


若干マニアックな内容でもありますが、抽象思考や内省を好む方、人間理解に興味がある方は、きっと楽しめる内容かと思います。


なお、僕もこの考え方をひたすら自己適用しまくって、毎日楽しくヘルシーに生きています。


1.認知科学とは


認知科学とは、情報処理という観点から、生体(特に人)の知の働きや性質を理解する学問です。


人は日々世界から刺激(情報)を受け取り、何らかの行動をしているわけですが、この外部刺激と行動の間に、何かしらの情報処理が挟まり、その情報処理によって行動が決定すると考えるのが認知科学です。


またその情報処理のことを、内部モデル、もしくはブリーフシステムと呼びます。


認知科学とは


例えば、

・これをやれば、3ヶ月で30キロ痩せられる
・これをやれば、半年でTOEIC満点!

のような、よくあるハウツーは「行動」を変えにいくものです。


もちろん効果がないわけではないと思いますが、ハウツーを得られたとしても、内部モデルが変わらない場合は、行動変容に繋がらないケースが多く、効果は限定的と言わざるを得ません。


2.認知科学を使ったコーチングとは


認知科学を使ったコーチングは、この内部モデルを書き換えることでクライアントにとってポジティブな行動変容に導くアプローチとなります。

認知科学コーチング


「ポジティブな行動変容」の定義はクライアントの目的によりますし、柔軟に変わるものですが、コーチングを通じて、クライアントが本音のWant toで決めたゴールに向けて行動変容を導いていく形となります。



3.内部モデル(ブリーフシステム)とは


内部モデル(ブリーフシステム)は言い換えると、その方の持つ判断基準や価値基準の集合体のことです。


僕は「犬より猫派」ですが、「猫 > 犬」という優先順位があることを意味し、これも内部モデルの一つとなります。


また僕が就活をしていたときは、「より大きな企業に入ること = いい人生」と本気で考えていました。(今会ったら思い切りしばきたいw)

つまり、僕は「就活」について、「大企業就職 > 中小企業就職 > 就職せずフリーター >  ニート(まさかその後2回もなるとは...)」のような内部モデルを持っていたことになります。


4.内部モデルの書き換えの重要性


認知科学を使ったコーチングは、

内部モデルを書き換えることでクライアントにとってポジティブな行動変容に導くアプローチ

と述べました。


しかし、この「内部モデルの書き換え」ってなんか怖いし、身構えませんか?w


僕も最初そう思ってましたが、内部モデルが形成されるプロセスを知って、「これは積極的に書き換えていった方が人生ハッピーだ...」と痛感したのです。


実はこの内部モデル、ほとんどが自分で考えて作ったものではなく、大半の場合は過去に他者からの刷り込みで作られた可能性が極めて高いのです。


人が影響を受けやすいTOP3は、「親・先生・TV」と言われておりますが、まさに僕の就活のときの内部モデルは、他者の価値基準で作られたものであったことと言えます。


このように、他者の価値基準で作られた内部モデルに生きるということは、自分の人生でなく、他者の人生を生きることになります。


50社以上落選の末に、実際そこそこ規模の大きい生命保険会社に入ることになった僕ですが、全くもって自分の人生を生きている感はなく、モチベは0、虚無に近い4年間を過ごすこととなります...


直近の転職でも、いわゆる市場価値の向上やキャリアアップを志向し、大学職員から振り切ってベンチャー企業転職を目指そうとしました。

しかし、まさにこの「市場価値やキャリアアップが重要」という考え方は、他者の価値基準で作られた内部モデルだったことは間違いありません。


現在の僕は「市場価値やキャリアアップが重要」という他者基準の内部モデルを書き換え、自分が心から望むライフ100%のゴール世界に向けて歩んでいますが、ずっと自分を縛っていた鎖を外すことができた感覚で、心身ともヘルシーで穏やかな日々を生きられています。


「猫 > 犬」や「コーヒー > 紅茶」のような内部モデルは別にそのままで良さそうですが、幸せに生きるために積極的に書き換えるべき内部モデルがたくさん存在することは理解いただけたのではないでしょうか。


5.まとめ


人はコンフォートゾーンにより「変わりたくない」「今の状態を維持したい」という超強力な力が働くので、現在の内部モデルを書き換えることは非常に勇気がいるかつ難しい営みと言えます。


そんななかでも、勇気を持って内部モデルの変更に向き合いたい、自身の人生の幸福の妥協せずに追求したいという心意気の方であれば、認知科学を使ったコーチングは人生を豊かにする上で、非常に有効なアプローチになると思います。


コーチングにはさまざまな流派が存在し、オカルト的なアプローチだと思われる場合もありますが、認知科学のコーチングは科学的理論に基づいた、非常にアカデミックかつ知的な営みです。


僕自身、子供2人いて住宅ローンありながら、見切り発車で会社辞めちゃったりと、かなりぶっ飛んだ感覚派タイプに思われやすいですが、実は認知科学の極めて知的かつダイナミックな考え方に惹かれて、割とこの生き様も中長期に考えると合理的だなと思い、やっている節もあったりしますw


「ワークライフバランス」でも
「ワークアズライフ」でもなく
「ライフライフライフ!」

最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事で、
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ライフ研究家|菅原邦弥

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