助けるということーカテゴライズー

カテゴライズ
分類・仕分・振り分ける

いろんな言い方があると思いますが
近頃はなんでも『分け分け』していると感じます

細分化して深掘りすることは悪いことではないですが
細かくし過ぎで『木を見て森を見ず』なことが
多いと思うのです

社会制度についても、会社のあり方にしても
効率優先のために細分化して
処理スピードをあげること至上主義で
イメージとしては縦ラインばかりが強調されて
横のラインが希薄な感じ

全体像を視て、監督する立場の人は居るけれど
その人にお任せしっぱなしで、マシーン化して
働いている状態で、業務の始まりと終わりを
まったく知らずに作業できちゃったりする世の中です

ワタシが経験してきた職場が、そんなんばっかり
なのかもしれませんが😅
高校時代からアルバイトも含め、氣づいたら
働き出して31年
大卒の人が、60歳定年で計算すると37年
あと6年働いたら、悠々自適でいられるかと言ったら
そうでもなく😓
最新の定年と定めた年齢だと、75歳なら52年働く計算で
あと21年。。。人ひとり成人しちゃう年月ですけど😅

自分に置き換えて考えても、ちょっとげんなりしちゃう
出来事ですけど、今現在の高齢者とカテゴライズされる
方々の生活、どうなっているんでしょう

介護福祉士の初任者研修という資格を
職業訓練で取得しようとした際のクラスメイトは
様々な年代の人で構成されていました
その中でまさに60歳定年間際だけれど
まだまだ隠居する訳にはいかないし
『子供達には迷惑をかけられないから』と
おっしゃる女性が何名かいらっしゃいました

このとき、強烈に違和感を感じたのです
『迷惑をかけることへの恐怖』
とでも言いましょうか

子供の未来の足かせにならないようにという
親心と言えばそうなのですが
どの世代にもこの『迷惑をかけない』ことばかりを
氣にしていて、さらに言うと『迷惑をかけられたくない』
という後ろメタファーも感じるのです

自分を守るためのシールドとして張っているバリアが
人との間に見えない壁を築いてしまっているのは
否めない世の中です

そんな世知辛いことばかりではないと思いたいのですが
この動画で笑いが誘われると言うことは
みな身に詰まされることがあるのではと感じてしまいます😲

疫病のおかげで、働き方も大幅に変更されたり
離職することになった方もおられると思います

今年に入ってから、職業訓練を受けるために
ハローワークへ足を運び、月を追うごとに混み合う
状況を見て「蜜を回避しましょう」とすました顔して
記者会見をしている横文字創作の大好きなおばはんを
観るたびに
『こいつは何をほざいてるんじゃ😠』と思っていました
経済的に困窮し始めている人が居る状況の改善策も
同じ回数、記者会見で発表せんかい!と

こういう話しをすると、じゃぁ自分がやってみろとか
頑張っている人を責めるなと言う方がおられますが
こういうことを言われることも込み込みで
彼・彼女らは立候補してその立場におられるわけです
言われたくないのであれば、立候補しなければいいし
そもそもこちらは、あの人に貴重な票を投じていないんです
そして、こちらが働いたお金から
税金を納めているのですから
現時点での仕組みで考えるなら
私たちのために働いてもらって、当然のことなのです
『公僕』なのですから

こんな話しも見つけました

個人的には、とっくのとうに「終身雇用」なんて
崩壊していると思ってますが
とうとう大企業と呼ばれるところも
安穏無事とは行かなくなっているようです

旧態依然では立ちゆかなくなることは
新たに構築する楽しみもあることでもあるので
悲観することばかりではないと思うのですが
新しいことに順応できない
そんな人たちもいると思うのです

それを自業自得と自分を責めたり
人から責められるような
そんな新しい社会は誰も望んでいないと思います

介護の業界も『地域包括』という体制を
主軸とする方向に向かっていると聞きます
経済がさらに悪化する前に
取り残される人が居ないよう
ことあるごとに『自助』を持ち出すおじさんには
早く心を入れ替えて、国民を救うという使命を果たして
もらいたいと望んでやみません


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