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#37 ジョイフルラブ~2018年 最後の冬 vol.3

この記事にはvol.1およびvol.2があります。
ただ、このvol.3とは、あまり関連性がないので、読まなくても良いです。
とか言って。

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さて「ひらがなくりすます2018」です。
2018年12月11日から3日間、日本武道館で行われたライブとなります。

日向坂になってからも毎年行われている冬の名物ライブ「ひなくり」は、この「がなくり」から始まっている記念的なライブです。

2018年は「ひらがなけやき」にとって良い意味で激変の年であり、このライブは2018年の総決算的なライブであり、このライブの3か月後には日向坂へ改名してシングルデビューする事を考えれば、このライブは「ひらがなけやき」名義での実質的なラストライブとなる。

クニラは11日の初日と13日の最終日にライブに参戦しました。
(本当は全参戦したかったが当たったのが両日だったから)

考えてみれば昨日10日も武道館に来ている。
お見立て会で(過去記事参照)
しかも両日とも平日なのだから、今で言う「推し活ガチ勢」とでも言おうか、「ドルヲタ」とでも言おうか(知るか)
まぁ、会場の3分の1はそんなヤツばかりなのだろう。

さてさて、まずは11日のライブから。

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基本的に武道館はすり鉢状なので、どの席からもステージが観やすく、座席の当たり外れが少ない。

そんな武道館において、クニラがこの日引き当てた席は、ライブ観戦で最も観やすい席だった。
2階西側(下手側)の最前列である。

もちろんアリーナや1階席の方がステージとの距離感も近いのだが、ライブを観ると言う事だけなら、2階席の方が断然観やすいと思っている。
その最前列なのだから尚更だ。
目の前にはメインステージとアリーナが、遮るものなく広がっている絶好のビュー。

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目の前が冊や手すりだと、そこに推しメンタオルを掛けるのが、ライブでのお約束?でもあったし、クニラも憧れ?ていた。
(最近では注意されるのでやってはいけません)

この日の席は2階の最前列。
目の前は手すり(手すりと言っても幅広のフェンスだけど)
当然、憧れ?の「推しタオル手すり掛け」をする。

この当時の推しは丹生明里単推し。
「ひらがなけやき」は長く高本と丹生の2人推しだったのだが、いつの間にか丹生単推しになっていた。
クニラの美学として、推しは1人と決めている(好きにしろ)
ただ、今でも高本は好きですよ(謎のフォロー)

その丹生タオルを2本、目の前の手すりに掛ける。
なんだか誇らしい(バカ)
左隣はライブ慣れした感じの若者2人組。
宮田推しだ。
同じように宮田タオルをフェンスに掛けてる。

このライブは円盤化されていないが、円盤化されたら、おそらくクニラの丹生タオルは映っていると思う。
ってか、バカ面さげてコールしているクニラも映ってるはず。
そのぐらい武道館の2階最前列は目立つ席なのだから。
ただ、テレビ番組の蔵出し映像で流れた時は映ってなかったけど。

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舞台セットはメインステージのみ。
センターステージはなく当然花道もない。
ただアリーナの中央と、その平行線上の東西スタンド側にリフターが設置されていた。

メインステージはクリスマスの洋館をイメージした感じのセット。

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クニラは遅くとも1時間前には席に着いている。
何回ライブに行っても、この時間が1番緊張する。

アリーナの人の動きを漠然と眺めながら、感慨にふけっていた。

今年(2018年)の年始に武道館3DAYSに行き、ツアーも横浜、名古屋、幕張と行き、欅共和国も行き、そして今日の「がなくり」
今年1年「ひらがなけやき」と同じ季節を過ごし、共に生きてきたと言っても過言ではない。

全て独りで参戦しているので、クニラの思い出はステージ上のメンバーとの繋がりしかない。
その分、クニラの中では濃密であった。

「ひらがなけやき」のドラマはこれからがクライマックスなのだが、この時点ではまだ分からない。

今はただ「ひらがなけやき」が年末に武道館でライブを開催出来るまでになった事に感動していた。
Zeppツアーの頃からライブに行っているファンには尚更だったのではないだろうか。

「ひらがな」にとってもクニラにとっても2018年の総決算。
今年1年のライブ経験で、曲もダンスも全て育っている。

そんな事を考えながら、ライブの開始を独りで待った。

坂道のライブは、まず時間を押して始まる事はない。
ほぼオンタイムだ。
故に、ライブ開始5分前になれば、メンバーの影ナレが入る。
そして、毎回同じBGMの音量が上がり、その曲が終われば、客電が落ちる。

そして、2018年12月11日
日本武道館「ひらがなくりすます2018」
初日のライブが始まる。

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【セトリ】※カッコ内はセンター

~影ナレ~
高本、東村
あゃめぇちゃんの影ナレ。
全然覚えてないわ~。

1.OVERTURE
この当時は、当然、欅坂のOVERTUREだ。

サイリウムも緑一色。
もちろん、声だし有りのライブ。
叫ぶだけ叫ぶ。
今、この欅坂のOVERTUREを頭の中で鳴らしてみても涙が出てくる程、強い曲なのだから、現場ではこの時点で既にスワションなのだ。

■VTR(柿崎)
毎回書くが、OVERTUREの後のVTR演出は好きではない。

ただ、この日はクリスマス演出でもあるので、そんなに気にならなかった。
今のライブでは、この時点で、みんな座るのだろが、この時代はそんな事しないからね。

VTRの内容は詳しくは覚えていないが(覚えてないんかい!)確か、柿崎がステージでベッドに寝ていて、その柿崎の夢の中の話だったのかな?

この後、メインステージ中央に大きいプレゼントボックスが置いてあり、そこから1人1人メンバーが登場する演出に繋がる。

これは神演出だった。

メンバーが出る度にポーズをとる。
客は大熱狂。
自分の推し以外でもそうだし、推しの番ではスワションレベルの盛り上がりだ。

最後に寝ている柿崎が起こされてライブが始まったような。

2.ハッピーオーラ(加藤)
前の記事に書いたが「ひらがなけやき」の第1章の総決算曲。

この当時が1番「ハッピーオーラ」と言う言葉がフィーチャーされていたし、「ひらがな」=「ハッピーオーラ」とステレオタイプに言われていた時代。
曲ももちろんコール曲なので、先の登場演出からの「ハッピーオーラ」は、ライブ1曲目から客席は最高潮だった。

3.ひらがなけやき(柿崎)
まず、全員参加だったのには驚いた。

クニラは特に「誰跳べ」を全員曲にするべきだと思っていたので、1期には思いれの強いであろう、この曲の全員参加で「誰跳べ」もそうなると思った。
(実際は2019年の「ひなくり」まで待たなければならなかったが)

サイリウムはピンクなのだが、まぁ揃わない(笑)
この日は初日だから特に揃わない。

この曲でライブ参戦歴とかファン歴が分かる。
直ぐにピンクにする人は数多くライブに参戦しているし、ファン歴も長い。

何故なら、このサイリウムをピンクにするリクエストはメンバー発信である事を知っているからだ。

メンバー発信ならば、普通はそのリクエストに応えるでしょ?
でも、揃わないのは、それを知らないから。

ってか、周りを見て色を合わす事ぐらいしろと言いたいけどね。
ドームでやったとしたらピンクになるのかな?

■ダンストラック

3.僕たちは付き合ってる(全員
これも全員で披露された。

「ひらがなけやき」も「僕ってる」も、今後は全員参加曲となるのかと思いきや、そうではなかった事を考えると、かなりレアだった。
(ってか、それ以降、日向坂デビューカウントダウンライブでしか披露してないけど)

■MC

■VTR(丹生)
これも内容は覚えていないが(推しなのに)部屋でクリスマスの飾り付けをしてサンタを待つ的な内容だったような。(間違っていたらゴメンなさい)

4.割れないシャボン玉(河田、濱岸、宮田)
ここからはユニットコーナー。

サイリウムはピンク。これは揃ったのかな?

5.夏色のミュール(東村、井口、高瀬)
これは良く覚えている。

アリーナの3箇所に設置されたリフターに乗って上にがってきたから。
クニラ側には高瀬が来たのかな?
この両端のリフターは人が1人乗れるレベルの小ささなので、それが2階レベルまでアップするのだから、かなり危ない感じがしたし、乗ってるメンバーも少し怖がってるのが分かった。

この「夏色のミュール」は、ひらがな、日向坂の中でも、クニラの好きな曲ベスト5に入る曲である。
ライブでやらないのが残念だが(ユニット祭りではやった)影山の唯一のユニット曲なので、機会があればやって欲しい。
遂に4人揃う事はなかった曲。

6.男友達だから(加藤)
最終日もライブに行ってるので記憶がゴチャゴチャになっている。

クニラの中で、ソロは美玲だけだったと言う記憶なのだが、そうか、かとしも歌っていたのか。
この曲はツアーでも生歌を聴いているが、この曲を生で聴いた事を「おひさま」として誇りに思っている(覚えてないくせに)

クニラの中で、ドームでどの曲をやったら泣くか選手権を開催したら、優勝はこの曲かもしれない(覚えてないくせに)
「嘆きのdelete」も良いけど、かとしなら断然
男友達だ(覚えてないくせに)

■VTR(美玲)
ポエトリーなのだが覚えていない。

7.わずかな光(美玲)
あっ、やっぱり初日もやったのね。
あれ?三日月に乗ったヤツだよね?
あれ?ツアーでも三日月に乗ってた?
もうライブに行きすぎてゴッチャになってるわ。

クニラ達は前の日「お見立て会」だったけど、メンバーは前の日に韓国パフォーマンスを終えてのこのライブ(伝説のみーぱんダッシュね)だから、大変だよね。お互いに(知るか)

8.未熟な怒り(小坂/2期生)
いやー、良いセトリだなぁ。
この年、ずっとツアーで披露してきているので、新鮮味はないが、その分、馴染んでいるから、盛り上がり方は凄いのだ。

■パリピラップ(富田)

9.ノックをするな!(加藤、東村、高瀬、美穂、富田)
パリピラップからの流れでこの曲。

もう1回書くけど、良いセトリじゃ。
パリピラップは盛り上がったのだが、ラップから「ノックをするな」への繋がりが、やや強引だった気がしたのを覚えている。

10.こんな整列を誰がさせるのか?(美玲/1期生)
当時は気づかなかったのだが、この曲で加藤がフラフラになって、次の曲を休んだらしい。
確かに「ノックをするな!」もハードな曲だし、ユニット祭りの時も思ったが、いつも加藤の負担は大きいよね。

■VTR(小坂)

11.君に話しておきたいこと(小坂)
初披露。
まだリリースもされていないが「coco壱」のCMで流れていたので知らない曲ではない。

これ、メインステージの階段に並んで、合唱隊みたいに披露したヤツだったのかな?
衣装は水色のチェック(MVの)だったのは覚えている。

余談だか、Aメロの「どうしても、どうしても~」とかのハモりは、美玲が低音が出なかったので、上で歌ったからとの事。

12.100年待てば(全員)
長濱ねるのソロ曲。
入場時にジェット風船が配られており、曲中に発射した。
発射するタイミングがビジョンの字幕でカウントダウンされた。

13.JOYFUL LOVE(小坂)
今では当然のように行われる虹色大作戦だが、この日、初めて虹色大作戦が行われたのだ。

それに参戦しているクニラ。どやー!(バカ)

ただ、楽曲はこの日が初披露。
メチャカリ特典CD以外には、「がな推し」で披露したのと、メチャカリのCMで流れるぐらいなので、今ほどメジャーな曲ではない。

クニラも特典CDは持っているが、開封していないので、フルコーラス聴いた事がなかった。
ほとんどの客が同じだと思う。
故にこのセトリ順となっている。

そして今では伝説となっている虹色大作戦の始まりの話。

これはファン発信であり、しかも、この日は初めてと言う事もあり、全然揃ってなかった。
かろうじて「虹か?」程度(笑)

Twitterで発信されていただけなので、知らない人の方が多く、クニラも実は知らなかった。

ただ、知らなくても、坂道ファンなら、周りを見てサイリウムの色を合わすぐらい当然出来るし、逆に出来ない人がいる事に驚く。
(ジョイフルでも未だにいる)
まぁ、好きに楽しめば良いのだから、それこそ好きにしろなのだが、最低限の協調性はライブを良いものにするには必要だと思う。
なにより、それはメンバーのためなのだから。

この日、クニラも知らなかったのだが、まず、隣の若者が急にサイリウムを赤にしたので、とりあえず合わせた。

アリーナを見ると白になっている。
はて?
この時点で、これが何をしているのかピンときていない。

そしてスタンド全体を確認すると、何となく色が別れているのが分かった。
なるほど、メンバーはジョイフルの色別衣装だったので、衣装合わせのサイリウムカラーなのかと理解した。

これが虹色である事は後から知った次第だ。

■MC
この時、虹色大作戦について触れているが、メンバーも知らなかったので、クニラと同じように衣装に合わせてくれて感動したと言っていたと思う。
クニラも知らなかったので、感動はメンバーと同じ(笑)

■ダンストラック
調べると、アンサンブルのダンストラックとなっているが、全然覚えていない。
ただ、ジョイフル衣装で次の曲をやるはずもないので、着替えタイムだったのだろう。

14.期待してない自分(美玲)
この当時の「ひらがなけやき」のエースナンバー。

イントロが格好いいので、流れた瞬間の会場の沸き方は凄い。
それは今でも同じだ。
ましてやバリバリのコール曲なので尚の事だ。

15.半分の記憶(小坂/2期生)
何気に「期待してない自分」とイントロが似ているんだよね。
吉幾三のあの2曲と同じか(知るか)

■ソロダンス(1期生)
ソロダンスから次の曲への煽り。

16.誰よりも高く跳べ!(1期生)
言わずもがなだな。

17.NO WAR in the future(齊藤)
書くまでもない。

18.ひらがなで恋したい(美玲)
16~18までのセトリの凄さよ!
死ぬわ(笑)

「誰跳べ」も「ノーウォー」もゴリゴリのコール曲ではない。
実は我々が本当に1番盛り上がるのはコール曲なのだ。
「がな恋」はゴリゴリのコール曲。だから、この畳み掛けは最高にして最強なのだ。
是非、ドームでもやって欲しいなぁ。

~アンコール~

19.最前列へ(小坂/2期生)
昔はアンコールの1曲目に2期生(半分の記憶が多い)で、2曲目が1期生のパターンが多い。
これは「誰跳べ」が全員楽曲になるまで続く。
(だからクニラは「誰跳べ」の全員楽曲を望んでいたのだ)
この日は珍しく「最前列へ」だった。

20.永遠の白線(1期生)
これもドームでやったら泣いちゃうね。

■MC
ここで上村ひなの初登場。

その前にVTRを流す。
それが、あの伝説のドッキリVTRだ。
このVTRも初披露。
だから客は初めて見るのだが、会場は大爆笑だった。
口々に「酷いなぁー(笑)」と言う感じ。

そして、遂に上村ひなのが登場。

クニラは前の日に「お見立て会」に行っているから、2日続けて見ている事になる。
だから、出てきた時に「おおー」より「こんにちは」と言う感情だったよ。
「いつでもどこでも変化球、ひなのなの!」も初披露。
スピーチも堂々としていた。

21.車輪が軋むように君が泣く(全員)
この時代、この曲は「約束の卵」とタメをはるラストの締め曲だったのだよ。
サビを客に振って、会場が大合唱した。
感動のクライマックス。

余談だが、この曲の時(違うかも)クニラ側のリフターで丹生が上がってきた。

クニラの席はリフターよりもメインステージ側だったので、リフターで上がってきたメンバーの後ろ姿を見る事になる。
ただ、距離はかなり近い。

そして丹生がリフターの上でこちら側に振り返る。

「キター!」

クニラは推しタオルを掲げて目一杯アピる。
左隣の若者もクニラのタオルを指差すと言う謎の援護射撃(笑)
助け合いだね。

クニラの後ろ側は、他に丹生タオルを掲げている客はいなかった。
「バッチ!来い!」だ(意味不明)

たが、振り返った丹生だが、悲しいかなノーリアクション。

かなりショックだった。

この事が原因で推し変したと言ったらバカ過ぎると思われるだろうが、もちろん、推し変理由はこれだけではないが、これが思いのほか、心に影を落とした事は確かなのだ。

なんでだろうか?
おそらく塩対応が丹生ちゃんのイメージと、かけ離れ過ぎていてショックだったのだろう(笑)

丹生ちゃんのためにフォローしておくと(お前がするな!)別に塩対応だった訳ではなく、あのリフターの上で振り返るのは、かなり恐怖だったと思う。

前を向いている時は、まだ手を振る事も出来るが、後ろ向いたら、そんな余裕もなくなる狭さと高さだ。

逆によく後ろを向いてくれたと思うべきだった。

そのビビり顔が塩対応に見えたクニラがバカ過ぎただけなのです。

もちろん今でも丹生は大好きですよ(謎のフォロー)

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今、このライブを振り替えると、今ではスタンダードになっている事の初披露が多い。
「ハッピーオーラ」も初披露なら「ジョイフル」もそう。
虹色大作戦もそうだし、新人ドッキリもそうだった。

逆に、このライブを機に最後になった事も多い。
まず、アルバム「走り出す瞬間」のソロ曲や期別の曲もやらなくなったし(ユニット曲はやったけど)そう考えると「ひらがなけやき」にとっては、次のステップ(シングルデビュー)への準備と、今までの総決算としてのライブでもあったのだろう。

このライブの時が1番楽しかったとコメントするメンバーもいるし、2018年の良い流れのまま迎えたライブなので、メンバーも客も、とにかく全てが良い雰囲気だったのが印象的だった。

その良い雰囲気は、これから何かが始まると言う予感がそうさせたのだろう。

おわり。




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