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「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」を使ってみた!

NDフィルターはいつも使うわけではないけど、どうしても使いたい時がある。
でもそのためにあらゆるフィルター径・効果違いのフィルターを取り揃えておくのは大変(;^ω^)
しかもそれを全部持っていくとなると、荷物も増えるし重くなるし。。。つい「今日は置いていこう」となってしまう。
でも不思議なことに、そんなときに限って「NDフィルターがあれば。。。」って場面に遭遇するんですよね。。。

そんな悩み(?)を解消してくれそうなのが、H&Yの「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」。
https://hy-filter-japan.com/items/5fa4ed11b00aa34a2b03f8fe

「REVORING」とは可変式ステップアップリングのことで、一枚のフィルターを複数のフィルター径のレンズに取り付けることができる機能。
そんな便利な「REVORING」に、C-PLフィルターとND3~ND1000までの減光効果が得られる可変NDフィルターを合体させたのがこの製品。

取り付けは簡単。フィルター枠を持ってちょっとひねれば、ネジ山部分が絞り羽根のようにくるっと閉まって複数のフィルター径に合わせることができる。
回転させてねじ込む必要がないので、ワンタッチでぴたっと着いてもう落ちる心配もなし。楽ちん♪

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装着したら、あとはフィルター枠にあるピンを動かしてC-PLやNDの効果を調整するだけ。
NDの枠にはMIN、2、3、4、5、MAXと目盛りが付いているので、効果的なポイントを確認しやすい。

まずはPLの効果をテスト。

・PL効果を一番弱くして撮影。

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・PL効果を一番強くして撮影。

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水面に写った青空の色がすっかり消えて、バッチリPL効果が効いてますね!

次にNDの効果を確認。

・目盛りMIN ND3 (絞りf2.8 1/80秒)

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・目盛り2 ND4 (絞りf2.8 1/60秒)

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・目盛り3 ND8 (絞りf2.8 1/30秒)

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・目盛り4 ND16 (絞りf2.8 1/12秒)

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・目盛り5 ND32 (絞りf2.8 1/6秒)

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・目盛りMAX ND1000 (絞りf2.8 5秒)

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ND効果の少ないものは水面のゆらめく形が写っているが、効果を上げていくごとにだんだんなめらかななって、MAXではまるで青いベールを被せたかのように。

ただ、目盛りMAXにすると色味が大きく変わる場合があったので、最大でもMAXより少し戻して使う方がよさそう。
特に広角レンズではX字の減光ムラが出てしまうので要注意。

とにかく便利なこの一枚。
しっかりした専用ケースが付属しているので、いつでもバッグに忍ばせておける。
荷物が増える悩みからすっかり開放されて、快適な撮影ができるようになりそう( ^ ^ )

マクロ大好き「クニさん」/足元の小さな世界で命を輝かせている花や虫たちの姿に心踊らせ、癒され、幸せを感じる日々/写真家/花マクロ/ブログ『マクロダイスキ!』/日本写真講師協会認定フォトインストラクター/「クニさんの花マクロ写真塾」主宰/https://kuni-hiro.com/