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散歩道楽

毎日隙あらば散歩に行く。

今日は大きな隙があったので、電車を乗り継ぎ、西国分寺駅からお隣の国分寺駅まで散歩した。

風が冷たいけど久しぶりの快晴で、お日様の光が眩しい。

スマホの地図は当てにしないで、だいたいこっちの方角ということだけで歩き始める。

立派な図書館と公文書館を通り過ぎて、車が行きかう道に出た。

その角に自家焙煎の喫茶店を発見。
歩いてみないと知り合えないお店に出会うのも散歩の楽しみ。

たぶんこの車の行きかう道を歩いて行けば、国分寺駅に行くのだろうけれど、安直な道を行くのはつまらない。なので、そのまま直進してみた。

するとふるい神社を発見。雑木林が広がっている。だれもいない世界。

でも、びっくりするほど鳥の声がにぎやか!あちこちから、いっせいに鳴いている。

ここは神社だけど、アッシジの聖フランチェスコを思いだす。あの絵に音がついていたら、きっとこんなんだろうな。

そして鷹の道という湧水の小川に沿った遊歩道を進む。
水が流れる音が気持ちよい。

鳥の声といい、せせらぎの音といい、自然の音は耳に心地よい。それだけで、聞きたくもない音を無理やり詰め込まれた耳を清浄にしてくれる。

段々と人工的な音が増えていき、国分寺駅に到着。

あの夢のような世界も現実であり、この駅の雑踏も現実の世界なんだよなあ。

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