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フィルムは生モノだった

シャッターを切った瞬間に

「今のは良い一枚になりそうだ」

フィルム撮影はすぐに撮影結果が見れない反面、現像から上がるまでの時間を楽しみに待つのも醍醐味の一つ

今回は、楽しみにしていた現像後に 悔しい思いをした「フィルムの管理方法」のお話。

※撮影前フィルムの話です。

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8月の夕方、近所の港で撮影中にフィルム交換しようとポケットに手を突っ込んだら、あらら?フィルムが残っていない。

リュックを地ベタに置いて、中身を全部ひっくり返しても見当たらず、諦めて帰ろうかとバイクに跨った瞬間

そういえば・・と思い出す

スーパーカブのサイドバックにフィルムを1本入れてたかも、、と横のチャックを開けると やっぱり1本のフィルムが残っていた。

これはラッキー!使用期限は2020/04で4ヶ月前に切れてるけど大丈夫だろう、しかしこのフィルムをバックに入れたの1年以上前のような・・とはっきりした記憶も無く撮影を続けたのです。

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で、現像上がってきてビックリ

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最初の2枚は撮った覚えのない模様が・・
私の才能があふれ出て、念力で現代アートが転写されたのか?

よかったら5万円で売ります(要らんてか!)

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冗談はさておき、この波模様は一体何なのでしょうか?

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3枚目から やっと絵が出始めました
しかし、1,2枚目と同様に同じ波が乗ってますね

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こんな波より「人生の波」に乗ってみたいのに・・

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特徴として
・波の黒い部分には絵が写る
・白い部分には絵が写らない
一年以上も屋外に放置されたことから、熱?紫外線?なんか知らんけど(笑)何しらかの悪影響を受けたようです。

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過去にTwitterで見た
「空港のX検査で感光したフィルム」で感光した状態に少し似てるかも

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独特の雰囲気ですが・・

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狙いの写真からは大きくハズレてるので とても悔しいのであります

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特にこの一枚はシャッター切った瞬間に
「良い写真になりそう」と思ったのに・・

小梅太夫より上手に言えました「チクショー!」

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顔を白く塗りたいほど 「悔しいです!」

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白塗りでも表情はザブングルの加藤君で「悔しいです!」

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今回のフィルムは屋外で直射日光を1年以上浴び続けたバックの中に置きっぱなしの状態。よくよく考えたら これをおにぎりに置き換えて「あなた食べれますか?」って話ですよね。

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「フィルムとおにぎり」を比較するのは違うだろ!って言った人はパンツに生タコ入れたんねん(活きのよい明石産) 

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てな具合で結局のところ詳細な原因はわからんのか~い!って状況なんですけど、きっと外に置いてたら「生もの」のように おにぎりもフィルムも腐るようです(笑)

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で、2分後にフィルム交換した本来の写りがこちら ↓

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このフィルムも上と同じく4ヶ月期限切れのフィルムですが、室内に保存されてたので大丈夫でした。

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おわりに

今回は極端な事例ですが、先細りが予想される貴重なフィルムなので今後は気を付けて取り扱おうと思っています。

ちなみにフィルムメーカが推奨する保存方法は
冷暗所(低温で乾燥した暗い場所)だそうで

具体的に家のどこやねん?と突っ込みたくなる(笑)

冷蔵庫に保管するのがベストなのかな?
でも冷蔵庫を占有したら奥さんにシバかれる~って方は家の中で冷んやりした場所をこっそり探してね。

おしまい

いいねやコメントだけで十分でござーますよ!!