「エシカル金融」「ダイベストメント」「エシカルバンク」とは？
こんにちは。江口邦広です。
あまり聴き慣れない「エシカル金融」「ダイベストメント」「エシカルバンク」という言葉。
良くわかっていない言葉を一個一個知っていくnoteにしています。
エシカル金融
エシカル金融とは、人、地球環境、社会のことを配慮して自分のお金を融通することです。
エシカル金融の代表格は、ESG投資。
環境（Environment）
社会（Social）
ガバナンス（Governance）
への影響を考慮した投資のことを指します。
ほぼすべての成人は、どこかの銀行に口座があって、お金を預けています。そのときに特に明確な理由がないことが多いです。
私の場合、三菱UFJ銀行は親が使っていたからですし、みずほ銀行は会社の給与口座の対象だからという理由でした。
お金を銀行に預けた先、どうなっているか。
銀行は、預金を運用して投資／融資をしています。そうすることで利益を作っているわけです。
預けたお金どうなっているのか。何に使われているのか。地球環境や社会にどのような影響を与えているのか。
このように預けたお金が地球環境や社会にどのような影響を与えるのかを知った上で、銀行を選択することが「エシカル金融」の一つのようです。
ダイベストメント
エシカル金融の中の一つがダイベストメント（投資撤退）。
インベストメント（投資）の逆です。
環境破壊、人権侵害、戦争などを促進するような倫理的に問題のある企業や事業、国家などから投資を撤退することを指します。
エシカルバンク
預かったお金を環境や社会に配慮したに融資／投資する金融機関のこと。
以下の記事によると、
「すべての融資・投資先を公表していること」
「それらの融資・投資先が軍事産業、原子力発電産業ではないこと」
これが特徴となるようです。
日本には現時点で、エシカルバンクに該当するものは存在しない様です。
これから出てくかもしれません。
お金の使い方は大きく3つ。
投資／消費／投資。
どういったお金の使い方をしていくのか？について考えると共に、
自分が使ったお金の先に、どこでどのように使われているのか？まで考えていくことを大事にできればと思います。