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エッセー 「私的死生観」
人間である以上”死”からは絶対に逃れることはできない。
人間は母親の胎内から生まれ出でた瞬間から死へのカウントダウンが始まる。
人間の寿命はあらかじめ決まっている。生まれてすぐに命を落とす者、幼くして命を落とす者、若くして命を落とす者。一見すると残酷なように思える理不尽な死も、実はあらかじめ決められたプログラムなのである。そしてそれを決めているのは “神”という名の宇宙の摂理。
若くして理不尽な死を遂げる者がいる反面、100%命を落としてもおかしくない状況の中から何事もなかったかのように生還する者もいる。
人間の寿命など所詮は”神”の気まぐれにより決まるもの。運の良し悪しは関係ない。その時の”神”の気分次第。”神”がその時に生かすと決めた者は生き残り、生かすに値しないと判断すればその命を死神の手に委ねる。
長生きしたければ、健康に気遣うより、いかに気まぐれな”神”を楽しませるかを考える事だ。
“神”は気まぐれで飽きっぽく短気でわがまま。常に刺激と快楽を求めている。
因みに、まるでジェットコースターのようなハチャメチャな人生送ってきた(現在進行形)自分はかなり神に気に入られている。
誤解されては困るので明言しておくが、自分はいずれの宗教にも帰依しないし、偶像としての神も崇拝しない。
運命は自ら切り開くものであり、例え神であろうとも他者に頼るものではない。
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