ショートエッセー「養老牛丼」
その昔(1970年代後半)、居酒屋チェーンの養老乃瀧が『昼は牛丼、夜は居酒屋』、題して二毛作なる奇抜な戦術でフランチャイジーのスケベ心を揺さぶった。
当時、養老乃瀧は東京12チャンネルでテレビCMも流していたので、ご存知の方も多いのではなかろうか?
当時は吉野家の台頭により牛丼が一大ブームとなっていた。本来は仕込みなどにあてられる昼のリエゾンを、セントラルキッチンによる一括供給というソリューションを導入しビジネスタイムに変えた二毛作戦略。
我が養老で我がビール、それでは戦の途中故(このCMのセリフ覚えてる人は完全なアラカン)。
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