ショートエッセー 「ポルシェに見る自動車メーカーのレゾンデートル」
クルマは単なるプロダクトではない。
作って売ってなんぼの自動車会社は、単なる " 製造工場 " であって、決して自動車メーカーではない。
メーカー自身も顧客も共に熱くなれるエキサイティングなクルマ(マシン)を企画・開発し、それを製造・販売して顧客に深い感動と満足感を与え、その対価としての収益により自らの存続を維持する、それが自動車メーカーであり、自動車メーカーに働く者のマインドなのではなかろうか?
ポルシェというメーカーは、自らのレゾンデートル(存在意義)を熟知し、それを忠実に励行している。ポルシェというメーカーの偉大さはそこにあるのだ。
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