カーコラム「OPEL入魂のホットモデル " Astra OPC Extreme "の想い出」
Jaguar XFR-S Sportbrake、Volkswagen Polo、Aston Martin Vantage N430など、モデルが目白押しで盛り上がった2014年のジュネーブモーターショー、名門OPELもホットなコンセプトカーを参考出品し話題となった。
AstraのホットモデルであるAstra OPCをさらに過激に進化させた超ホットモデル、その名も " Astra OPC Extreme "。
搭載される2.0ℓ直列四気筒ターボエンジンはAstra OPCと同一だが、ダイレクトインジェクションと可変カムシャフトの採用により最高出力は280hpから300hpへパワーアップしている。
駆動方式は前輪駆動、パワーは6速マニュアルトランミッションにより伝達され、LSDを組み込んだファイナルギアにより駆動力に変換される。
派手なアエロパーツを装着したボディは、カーボンファイバーの採用によりベースモデルのAstra OPCに比べ220ポンド(約99kg)もの軽量化が図られている。19インチのホイールには245/35サイズのタイヤが組み込まれ、ホイールの奥には強大なストッピングパワーを秘めたブレンボ製6ポットキャリパーが凄みを利かす。
室内に目を移せば、リヤシートを取り外し組み込まれたロールバー、レカロのフルバケットシート、そして6点式フルハーネスのシートベルトがが一際目を引く。
サスペンションはスプリング、ダンパーとも調整可能となっている。
このマシン、OPELが計画しているAstra OPCワンメイクレース用のベースモデルとしての参考出品だが、かなり食指が動くマシンであることは間違いない。
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