カーコラム「天才ドライバー 粟津原 豊(あわつはらゆたか)」
粟津原 豊、彼こそ真の天才ドライバーである。
天才を語る時に言葉は不要。その走りがそのすべてを物語る。
基本に忠実で正確無比なステアリングワーク、だがそのスピードは正に電光石火。必用な量を切り、素早く戻す。言うが易し、行うは難し。
凡夫の者は努力でそれを会得するが、天才は感性でそれを感じとる。
1992年の全日本ラリー選手権 " 飛鳥ラリー " の第一ステージ、名阪スポーツランドのジムカーナコースとダートコースを舞台に争われたSS1、2のオンボード映像を見れば、いかに彼はが天才であるかが理解できよう。
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