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CAR COLUMN

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モータージャーナリストの鳴海邦彦が徒然に綴るカーコラム。
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#ジェミニ

カーコラム「鳴海邦彦 1981年式いすゞ PF60型ジェミニ 1800 ZZ-R 4ドアセダンを語る P…

 ISUZU ジェミニは、当時世界最大の自動車メーカーであるGMが推し進めていたグローバル戦略…

カーコラム「PF60型ISUZUジェミニ CM曲 高橋真梨子 ”ハート&ハード~時には強く時…

 逆スラントノーズのPF50型からスラントノーズのPF60型へとビッグマイナーチェンジを果たした…

カーコラム「PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.18 最終回」

 早戸川林道でのシェイダウンテストの結果、我がPF60型ジェミニZZRラリー仕様は交換したラリ…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.16」

 ラリー仕様に変身したPF60型ジェミニZZ Rラリー車。その真価を試すべく丹沢通いが始まった。…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.15」

 フロントバンパーの上で睨みをきかす2灯のPIAA製大径フォグランプと、前後のタイヤハウス後…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.13」

 新車で購入したPF60型ジェミニZZ Rも2年が経過し車検となった(当時は新車登録から2年で車検…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.12」

 PF60型ジェミニのステアリングは、右にややオフセットしている。当然ZZも同様だ。  これは、ラックギヤとピニオンギヤとの位置関係によるもので、その調整のためステアリングシャフトがやや右にオフセットして取り付けられたためだ。  その影響により、ドライビングポジションを確保するのが大変だった。  正しいドライビングポジションは、まずクラッチを床まで踏み込んだ時に左足が完全に伸び切らず、少しゆとりがあるところでシートの前後を合わせ、背中をシートバックに押し付けた状態でステ

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.11」

 ジェミニPF60型ZZ Rの心臓部であるG180WE型エンジンの点火系は当時では珍しいフルトランジス…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.10」

 ZZ Rを購入から一年が過ぎた頃だった。  某大学(友人の学校)の自動車部の練習会に誘われ…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.9」

 PF60型ジェミニZZ Rの慣らしが終わると、連日の箱根通いが始まった。  東京の城南地区にあ…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.8」

 過去にPF50型、60型ジェミニのオーナーだった方ならご存知の事と思うが、ミッションオイル(…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.7」

 ZZのリヤデフについて。  以前、ジェミニのリヤサスペンションはトルクチューブ付き3リン…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.6」

 PF60型ジェミニZZのサスペンション形式はフロントがダブルウィシュボン式独立、リヤがトルク…

カーコラム「ISUZU PF60型ジェミニZZ Rの思い出 Part.4」

 ジェミニZZ Rに搭載されたG180WE型エンジンはかなり騒々しいパワーユニットだ。  デュアルアパイプで整音された排気音はとても心地よいのだが、エンジン始動直後の冷間時はカチカチ、ジャラジャラとまるで夏虫の饗宴か! と、突っ込みいれたくなるほど。とても深夜にはかけられない。  エンジンのシリンダーヘッド部分は燃焼室の熱やカムシャフトなどの回転物が発する摺動熱などがこもりやすい。特に動弁機構が複雑なDOHCの場合は、発熱も大きい。  そのため、カムシャフトとバルブエン