相手を理解しようとする気持ちを持って聴く
がんになって不安を抱え相談に見える方は最初は小さな相談から始まります。
この時に全身全霊を込めてお話を聴き相手を理解しようと努めます。
すると徐々に心が開き始め深い悩みを語り始めます。
最終的に私がアドバイスするのは医療者とのコミュニケーションの取り方だけです。
「私に語った気持ちを伝えていますか？」とお訊きします。ほとんどの方は「いいえ」と言います。
「伝えた上で治療方針について話し合われたらいかがでしょうか？」とアドバイスすると、大きく頷かれます。
あとは伝え方のコツを話し合って終了します。かなり重たい相談事も受けることもありましたが皆さんすっきりして帰って行かれました。
医療現場でコミュニケーションに関する講演活動をしてきましたが、
患者側へのコミュニケーションセミナーも必要な時代になってきたような気がします。
今日はがんピアサポーターの立場で書きましたが、医療者と患者、上司と部下でも同じ事です。
最初の一分だけでもいいから相手を理解しようとする気持ちを持って聴くと関係が変わると思います。
自分らしく生きやすい社会を目指しましょう
しあわせです❤感謝
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