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脱・ミルクブリューコーヒー問題

ネーミングのパワーとはすごいもので、チョコをショコラと書くとオシャレだし、カフェオレをミルクコーヒーとすると馴染み深く感じる。

ミルクで抽出するコーヒーも御多分に漏れず、「ミルクブリュー」と呼ばれる。

個人的には「みるくぶりゅー」の方が可愛いのではないかと思うのだが、それはさておき。


ミルクブリュー。

この2、3年ぐらいで夏コーヒーのトレンドになってきているコーヒーの淹れ方の一つ。

コールドブリュー(水出しコーヒー)に倣ってミルクブリュー(ミルク出しコーヒー)。


作り方は簡単で、水出しコーヒーに使う水をそのままミルクに置き換えるといったもの。

オーツミルクを使っても意外と美味しいらしい。

一晩冷蔵庫で寝かせれば、コーヒーの風味がしっかり溶け込んだミルクブリューコーヒー(いわばカフェオレ)の出来上がり。


のはずなのだが、トライしてみたところ…

ほぼミルク…パックがもったいない(涙)

忖度なしに書いてしまうと、全然美味しいと思えない。

もはやめっちゃ探れば辿り着けるぐらいのコーヒーの香りがあるミルク。

むしろ普通に作った水出しコーヒーとミルクと合わせた方が断然美味しい。


が、原因がようやく判明した。

ミルクの温度が低すぎるのである。

先回の記事と同質の問題だったのである。(水出しコーヒーには常温の水を使わないと全然味出ないよ、という話)

3℃の冷水(冷蔵庫から取り出したての水)で水出しコーヒーの味が出ないのなら、ミルクだって同じ。

そもそも、ほとんどのミルクは要冷蔵(3℃)だ。


というわけで、ミルクを室温(約20℃)まで加熱してリトライ!

水出しコーヒーパックと合わせて冷蔵庫で一晩…

ちゃんとカフェオレ色

全然ミルクコーヒーじゃん(笑)

ややミルク優勢ではあるけれど、コーヒーの風味もある。

これなら全然アリだなと思う。

強いて言えば、ミルクをいい感じに室温ぐらいまで温めるのがネックではあるけれど。

カフェインちょっと控えたい人やカフェオレ好きさんにオススメできそう。


コールドブリューもミルクブリューもいける商品はコチラです!

前回の発見のおかげで、ミルクブリュー問題も解決完了した自分を褒めてあげたい。

よくやった、自分。


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