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【1分で読める500字コラム】子どもたちに知ってほしい職業とシゴト、ものごとの多面性

 「先生」
 私が小学校3年生の文集で書いていた将来の夢です。3学期最後の教室の机配置図を模した四角い枠のなかに、たったひとこと「先生」。なんでしょうね、先生って。

 ある日、娘が「○○になりたい!」と突然叫びました。最近、受験の開放感も手伝っているせいか、彼女の言動がちょっと面白い。「○○」はこれまでの娘の行動からすると意外なものだったので、楽しくなった私は○○に近づくためにはさあどうしたら! と、因数分解して○○を娘の手元まで引き寄せました。幸い、娘には学校以外に頼りにしている「先生」が複数人います。多方面で活躍する彼らを存分に頼れば、○○は絵空事ではない夢に変わるでしょう。

 職業には多角性があります。ライターひとつとっても働き方は千差万別で、ひとによって書くものは違います。子どもの目からわかりやすい「保育士」を例にあげると、一般的には幼稚園や保育園で働くイメージが強いですが、相手にする現場はそのふたつだけではありません。

 先日の三谷幸喜さんの朝日新聞のコラムです。

 先日炎上したCMについてですが、世間一般が話題にしたそれとは違う視点で書かれていて新鮮でした。そして何より、優しい。それは、三谷さんが長く舞台や映画の世界で生きてきた人だから。職業にシゴトに、そしてものごとに、必ず多面性はあるのです。

 角度を変えて物事を見るにはどうしたらいい……? 日常の中でどうにか探っていきたいものです。

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