緊急事態宣言って言われても・・・

　「緊急事態宣言」が発出されてはや１週間以上。スーパーでは相変わらずの人出です。「外出自粛」ってどこの世界のことかしら？と思いつつ、じゃ、私もガンガン外出しちゃえとは思えないなあ。

　その理由をちょっと考えてみました。

（１）もしも感染したときに影響が大きすぎる

　　感染したら会社に報告しなくちゃいけない。下手すると職場が閉鎖されて、あげくに記者会見。出勤停止だったりと、そりゃもう何人もの人の時間とお手間をとってしまい「すんませんなあ」という関西人特有の気持ちのこもってないお詫び言葉じゃすまない事態が発生してしまうと思うと、できる限りが我慢しなくちゃねと。子供の学校にも迷惑かけるよなあ。

（２）現場で働いている友人たちへの思い

　もう、本当に大変なのですよ。医療従事者の直接の知り合いはいないけど、保健所関係の人たちは昼夜問わず働いているのです。代わってあげられるなら代わってあげたい。彼ら彼女らはおでかけどころかお休みもなく働いているわけで。私が会いたいと思っている人もその中にいるのですが、当然そんな時間はとれない。悲しいですね。私が足を引っ張るわけにはいけないなと思います。

こう書いたところで気が付きましたが、結局自分の手の届く人たちの息遣いを感じ取ることでしか、人間の心って動かないのかも。テレビやSNSでいくら「外出禁止～」って叫んでも「うちの近所じゃ感染者いないし」ですんじゃうのかもしれないですね。（アメリカのトランプ支持者があいかわらず「コロナはフェイクニュースだ」って言ってるのもそういうこと？）だとすると、人と会わないようにすることフィジカルディスタンスをとればとるほどコロナの恐ろしさは伝わらなかったりして。

　さもなくば、ひたすら恐怖を煽るニュースを強制的にみせつけるかだな・・・。うーそんな世界は嫌だぁ・・・。

　私は模範国民じゃないんで、ずるもするけど、大好きな人に迷惑をかけないように私なりの自粛生活を当面続けていきたいですね。