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2023.11.21『SUNRISE TO SUNSET』PTP

PTPのSUNRISE TO SUNSETを観てきた。
名古屋伏見のミリオン座と言う小さな劇場。
2月のBlare Fest.の時に会場に貼られたポスターを目にしてからずっと楽しみにしていた映画だ。
前日にダイホであったヘイスミのライブがやばすぎて首が痛い。。。
映画を観たらいろいろ思い出したので、自分の備忘録として残しておこうと思う。
ネタバレも含むので観たくない人は読まないでくださいな。

サイン入りポスター

私が初めてPTPのライブに行ったのは2011年だったかなぁ。
今思うとPTPにとってはもう晩年だったのか。

ELL名古屋のHouse of Chaosだったと思う。この時の対バンがColdrainとロットンで今なら絶対チケット取れないだろうメンツだった。信じられないことにソールドアウトしていなかった憶えがある。

ColdrainはTripleAxeも始めたばかりで地元ながらまだまだ駆け出しだったし、ロットンも出した2枚組ベストが振るわず名盤『Walk』で跳ねる前だった。PTPは『Remenber the name』という名盤をリリースしてハイスタが復活したAirJAMにも出演して勢いに乗ってきた頃の話。

振り返ると私がKのいるPTPのライブに行けたのは片手で数えられるくらいしかない。

最後にPTPのライブに行ったのは2012夏ダイホで開催されたMad OllieでRIZE/PTP/SiM/Coldrainの激アツイベント。
RIZEからスタートしたライブはテンションMAX。
次のPTPでは初めてWall of Deathを体験し、SiMはKilling meをリリースして飛ぶ鳥を勢いだったのでで爆上がり、トリは地元のColdrainで盛り上がった。
体力もなくなっていたが、会場をダッシュで出て終電近くに乗れた。ColdrainのKatsumaがお休み中でZAXがサポートしていたのが印象的だった。

その年の秋に予定されていたBESTのツアーは楽しみにしていたが、Kの体調不良で中止になり、年末にはに遠くへ行ってしまった。

もう10年以上経つのかぁ。

2013年のZEPP公演はネット配信され実家でリアルタイム配信で参加。
開演時間になってもなかなか始まらない。

始まったと思えば、バンド仲間のKやPTPへのコメントが小一時間?映像として流された。

そして始まったライブ。
Geneのゲストボーカールを呼んで公演をするんだろうと予想してたら、大方の予想を裏切りゲストVo.は無しでKの映像に合わせて3人が演奏する。

アンコールではTSUYOSHIが「PTPは3人では成立しないところを見せたかった」と言って演奏した『from here to somewhere』が印象に残っている。確かに成立しないと強烈に感じた。

アンコールの最後の曲か本編の終わりだったか記憶が定かではないが最後の曲『Rain』のあとにメンバーが袖にはける時に、TSUYOSHIがKのマイクスタンドを抱えて去っていく姿が、Kと肩を組んで退場しているように見えた。(このシーンまたみたいなぁ。映画に入ってなかった〜)

2020のブレアでPTPが発表された時は、まさかの出演予想の的中に歓喜した。
後出し感はあるが、発表される出演者を見ながら『これはPTPある!」って思っていた。マンウィズが早々に発表された時にはほぼ確信すらしていたのよ。

ブレアでPTP!
久々に見るTSUYOSHIの3弦ベース、妙に派手な衣装のPABLO、いつも通り襟付きシャツで現れたZAXの後ろには一番好きなPTPのロゴの幕。始まる前からモッシュピットで待機している私の周りではすすり泣く声が。。。私もウルウルきていたのにちょっと冷めてしまった。。。

映画ではまさかのフル尺で流されたブレア映像。

マサト&葉月/MAH/Yosh&AG/Crossfaith&ロットン/TAKA/
Takaの時点で持ち時間10分を切っていたのに8分ある曲をフル尺演奏。
時間は大幅に押したが嬉しい時間オーバーだった。

久々に爆音で聞くPTPは最高だった。これでもう見納めだったんだろうなぁ。

ジェシーでてないやん。。。逮捕されたときやもんね。。。もう一回やるしかないよね!

映画には描かれなかったがブレア2020トリのColdrainの時に音が出なくなる機材トラブルで開始が大幅に遅れることに。

これはPTP周りに起こる『Kの悪戯』とも。

私自身が『Kの悪戯』を体験するのは2度目だった。
2016年京都大作戦の牛若の舞台のトリはBonez。
雨予報を覆し夕日に染まった時間帯に現れた気合十分のBONEZは『Louder』演奏中に電源が落ちるトラブルに…。
Kが使っていたお立ち台を初めてJesseのお立ち台として使っていたみたい。

別に魂や死後の世界なんて信じていないけど何かをを感じる。
来年4月のBonezの幕張にもなんかありそうな予感が。。。

知らない人・ラウドロック苦手な人にも『Pay money to my pain』と言うバンドを聞いてみて欲しい。
こんな振り幅のあるバンドはそうは居ない。
ラウドロック苦手な人は、
『This life』
『Pictures』
『Gift』
『Anotherday comes』辺りから聞いてみて!
ああ、ほんと映画よかったなぁ。

最後のマサトの言葉が印象的だった。(映画館で確認してみて!)
私は刺さったひとりです。
また爆音でPTP聞けていい夜だった。
もう一回観にいけるかなぁ。上映期間短すぎる!

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