高齢の同輩にファイナンシャルプランナーから一言アドバイス(2)

Zero to Dieは無理なので金額を決めてその金額は少しリスクを取る投資をしていきましょうと話しました。

次に大事なのは限られた人生をいかに楽しみながら暮らしていくかですね。でも高齢者は年と共にケチになっていきます。旅行に行くのも、買い物するにもついつい出し惜しみをします。結局、十分に満たされた時間をエンジョイできずにストレスはたまる一方です。実はこのストレスはフレイルの原因となる悪いストレスです。

そこで、提案ですが、

①支出を計算してみましょう。70歳くらいですと夫婦二人で月の出費は標準的には17万円位です。異常に多いようですと問題!すぐにご相談ください。

②収入を計算しましょう。サラリーマンあがりですと、年金が夫婦で手取り17万円くらいかな。企業年金があれば、プラス5万円くらいかしら。上記の投資を夫婦ふたりで1000万円とすると3%で運用して年間30万円(月2.5万円)。

③単純に計算すると25万円ー17万円=8万円が毎月残りますね。これを2つに分けて、50%は毎月のエンタメ(遊興費)にあてます。残りの50%はメンテ準備金として積立ます。メンテは病気した時にも使います。私が癌に罹った時は、手厚い保険のおかげで30万円位の出費ですみました。こういう突然の出費にも使っていきます。エンタメ費は月の遊興費としてはある意味予算となります。

意外に両方ともそれほど出ていかないもので、積みあがっていきます。そしてある時バーンと使いましょう。ぜひお試しを!


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