高齢の同輩にファイナンシャルプランナーから一言アドバイス(4)
もうすぐ74歳になります。とても元気ではありますが、もの忘れがどんどんひどくなってきています。さすがに事業に関してはしっかりとメモしたりカレンダーに細かく予定を書くとかして備忘録にしていますが、まず忘れます。そこで忘れる前提で何か書類を作ったらすぐにカバンに入れておきます。部屋のドアのところにメモを置いておいて、出かける前にチェックします。工夫で乗り切るしかありませんね。
さて、今回のテーマは介護です。
ちょいと古いですが、令和2年の高齢社会白書によると65歳以上の者がいる世帯は48.9%、そのうち単身世帯は27.4%でした。4世帯に1世帯は単身ということです。約1500万世帯、つまり1500万人もいます。意外に男性も多くて35%です。男が一人残されると辛いものがありますね。料理は勉強しておきましょう。
となると介護制度にたよらないといけません。かなりの額を介護保険に支払っていますので介護が必要になったら頼りましょう。
介護の費用は、生命保険文化センターの調査によると月々が12万2千円だそうです。場所によってかなり違いますが、この規模ならば年金で十分に賄えそうですね。問題は入居時一時金ですね。こちらはピンキリです。私の父親のときは700万円支払いました。できたら1000万円規模は用意しておくとそこそこのレベルは確保できるかと思います。
しっかりと調べて、計画して、月々使えるお金を計算してシニアライフを楽しみましょう。いつでもお手伝いしますよ。
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