シニアのリアル失業!

仕事がない。クラウドソーシングの大手2社に登録して仕事を探している。経験を活かせるような仕事がしたいと思い、経営企画、マーケティングの資料作り、事業企画あたりで申し込みをしている。
毎日おすすめ仕事リストが送られてきて、やりたい仕事が週に1件くらいあり、申込をしている。だが、仕事をもらえたのはゼロ! 経験豊富で比較的低コストにも拘らず契約してきた会社が無いのだ!
理由の大半は、「申込多数のため慎重に検討した結果不採用」とのことだが、どうも会社側は現役の副業を探している人を採用したいらしい。確かにその方が現役の若い人間をリスク低く採用できる。それでは、3600万人と人工の25%はいる高齢者の失業を放置していいのだろうか???

72歳をすぎて確かに体力の衰えは大きい。先日、脳の活性化のためにファイナンシャルプランナー3級の試験を受けた。75%程度は自己採点で確認できているので合格したようだ。3級の試験は、合格率も約70%と高い。しかし、覚えないければならない範囲はとても広い。税金の関係など数字だらけだ。勉強しはじめたら、脳が拒絶反応をした。覚えていかないのだ。この間3日間はかかっただろう。やっと動き始めたら、こんどは、忘れてしまう恐怖から不眠症になってしまった。後で気が付いたのだが、相当のストレスだったようだ。試験が終わったその日の安眠は、まさに貪るようだった。

しかし、これは退化を始めている機能を呼び返すことになる。試験近くなると前日の行動が逐一思い出せるようになった。驚異的な復活だった!
よって、機能は努力すれば戻ってくるのだ。逆に言うと、ぼやっとした日常を過ごすと、足腰同様にどんどん退化していく。

ということで高齢者に働いてもらうことは健康寿命を延ばすことが証明された。なんとかして働く場をみつけないと人類はゾンビだらけになってしまう。恐ろしい。

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