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徒然雲 是れ生滅の法なり

先週、父との別れがありました。

8月の半ば過ぎに、母から父の容態の変化の連絡があり
翌日、帰省する日の早朝の空。

雨も降っていないのに、西の空に虹が出てました。


その日から約一月、よくなる事はなく
父と話すことはできずでしたが、手を握れば握り返してくれるという
そんな日々を経て先日旅立ちました。


なんのご縁でか?!最近『死』に関する書籍を読んだり
話を聞いたりしていたことと
病状の変化の過程も見てきたので
極めて冷静に受け止めることができています。

ただ、ありきたりの言葉ですが
命とは儚いものだと改めて思った。



父の事はおいおい、ここで思い出話にしていきます。


タイトルの言葉は、葬儀の際に導師様よりいただいた
『引導』の中からの一節。

「滅び去るもあれば新しく生まれるもある」

その通りで、今回父のひ孫になる赤ちゃん二人も別れの式に参列。

こうして命が受け継がれていくのだと思った。




今日、奈良に戻るのに少し荷物を宅配便で送ることにして
近くの郵便局に行った帰り
実家の玄関横の壁に・・・

拝み虫くんが。


拝み虫



ばっちり目が合いました。

鳥肌がたった。

ここはマンションで、通路から奥まったところに玄関があり
植物的なものは何もないタイルの壁に・・・

拝んでた。




木槿



これをまだ残暑というのか?!
汗ばむほどの9月も後半


白露の候



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