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徒然雲 せや、なおして、ほかして、たべなはれ

今朝は昨日の涼しさがまだ残り
空を見れば、なんだか秋の空を思わせるような、ちょっと高めの雲の位置。

でもそれも束の間。
気温も湿度もグングン上昇。
そしていつもの猛暑へ。。。

今日、バスで隣に座っていた若い(高校生かな)女の子二人が
男の子の話をしているのが聞こえるのですが
「○○○でなぁ⤴︎〇〇やからなぁ⤴︎〇〇○なんやねんなぁ」って

なんか関西弁て柔らかいというか、まろやかというか
いいですね。
ワタシは子どものしゃべる関西弁が大好き。
なんかいっちょまえなかんじでね。

関西在住3年目になりますが、もちろんまだ関西弁しゃべれません。
下手にしゃべっちゃいけないと、大阪の営業マンに言われたので
今後も下手にしゃべっちゃいけないと。。。
でも独り言ではけっこう関西弁出てくるというか、言ってみたいのね笑

以前東京で働いていた時に、担当営業が京都出身の人で
東京に30年近く住んでいながら、全然京都弁は崩れずにそのままでした。
彼曰く「これでも地元帰ると、言葉がおかしいと言われる」と。

そんな関西弁、お笑いの影響などでもちろん馴染みがあります。
でも実際生活して、イントネーションでなく意味の違いで新たに知った言葉と
言葉そのものが好きなのが、タイトルの4つ。

まず意味がわからなかったのが「なおす」
「これなおしといて」と言われ、
「。。。??どこを直す?」
手に持ってウロウロしてたら
「戻す」ことでした。
「戻す」や「片付ける」って意味。

あと「ほかす」
「これ、ほかしてええわ」と言われ。
「???これ、ほかすのか。。。?」
また手に持ってオロオロ。
「捨てる」ことでした。

全然違う。

好きなのは「せや」
関東弁だと「そうです」ってなるのかな。
「せやなぁ」「せやせやっ」いいやすいしリズムがいいのです。
お気に入り。

あと「〜〜はれ」
「しなはれ」「行きなはれ」「食べなはれ」
これは職場の大阪出身の人がよく使っていて、なんか女性らしい響きで
いいなぁと思った語尾です。

関東にいると、関西弁というだけで面白い、というい捉え方あります。
言っていることは同じなのに、関西弁で聞くと面白い!って。
なぜでしょう?
ここは関西なので、それが普通。
でも最初、ワタシにとってはみんな面白く思えた(笑)
みんな吉本に聞こえた。。。

ところがある時、京都の業者さんと話していたら
「いや〜東京弁、いいねぇ〜」「もっとしゃべって」って。
これにはびっくり!
東京の言葉はよくキツイ!と関西の人とかにいじられるのを聞いているので
「なに、Kさん、M?」と聞いたぐらい笑。

そういえば、以前何かの番組のコーナーで
同じ言葉を各地の方言で女の子に言ってもらって、
どこが好きか、というのがあって、
男性陣には博多弁が大人気でした。
確かになんともいえない、可愛らしさがあるのかな
わかるような気がした。

ワタシは方言では、男性のしゃべる広島弁がとにかく好き!
イントネーションというより語尾かな。
なんかいいのよね。
それこそ「もっとしゃべって!」といいたいかんじ。


狭い日本でもだいぶ方言の違いはあります。
もちろん日本語なのでお互い理解はできるのですが、
初対面で一言話してここの人間じゃないと分かった時
一瞬、低いかもしれないけど壁ができるような気がします。

だからどうということはないですが。

それも、好んでこの土地にやってきたというと
みんな、それはそれは歓迎してくれる。
これは世界共通!


また関西弁と言っても、これまた県が変われば違うようですし
同じ県内でも違うようで、それぞれはわかるようです。
大阪の人間じゃない、奈良の人じゃない、と。

言葉のコミュニケーションは大切ですが、最後は気持ちですかね。



これからもゴリゴリ関東弁でがんばるでー!?







今日もキレイな夕やけでした。

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