“男用”、“女用”は、死語?。
「男女共用商品の一般化」
近年は衣料品の男女兼用というのが増えているように思います。
そういえば、3年前に、居住する街の男女共同参画事業にボランティア協力したことがあります。ボランティアというのは僕らしくないのですが、何か仕事につながることがありそうな気がしてしぶしぶ参加したのでした。
そこの活動は、男女共同参画という意味に即しているとは言えませんでしたが、まあ、楽しく1年間勤めたのです。結局、男女共同参画なんて国の真意が良く理解できませんでした。
それはともかく、男女兼用の話です。
僕は若い頃に、踵の高い女性物のサンダルを履いたり、女性物のバギーパンツ(袴のような太い筒状のズボンですね)を穿いたりしてましたからね。まあデブった今と違って48キロくらいの体重でした。痩せてましたからね。今は80キロですよ、およそ倍ですからね。みっともない(恥)。
だから男女兼用なんてものには抵抗がありません。
今のアパレルって面白いですよね。いつだったか忘れましたが、昔のバギーパンツのような太いズボンがほしいと思って女性店員に「袴のようなズボンありますか?」と聞くと女性物の「ワイドパンツを穿けばいいじゃないですか?」と言われて驚きました。からかっているのかと思ったら真面目なんです。
なるほどね。既に男女の意識変化が起きていたということなんですね。芸能人なんか若いときには痩せてるし、皺もないから(笑)女物の(あ、差別的発言!)のスカートなんか穿いたりしてるけど、違和感ないもんね。
僕は体重が倍化して、「身長はMなのに肉体がXLになっちまってる」し、高齢者になったからキツい衣服は辛いのよ。だから、ダブダブした袴状態のズボン(パンツね)を穿いて、デブった肉体を隠蔽するために同様にダブダブしたシャツとかジャケットとか(大半はLサイズ)を着たいんですね。というかLサイズ以上しか着れないんです。
ミドリ安全の作業着には、男女共用(兼用)というのが用意されています。NHKの朝ドラ「おかえりモネ」で清原果耶さんが着用していたベルデクセルフレックス ペアブルゾンもそうですし、カタログを見ると、いろいろと取りそろえてあるようですね。
考えてみれば、サイズさえ合えば、男用、女用という枠を取っ払って考えてもいいですよね。それでも高齢者で体重が倍化している僕は、スカートは穿けませんけどね。
体重が50キロ台の頃に戻りたいですよ。ま、頭髪が薄くなったり(禿げていない)白髪になったりするのはいいけれど、肌の老化・・・皺やシミなんてのは鏡見るだけでガッカリするし、顔のパーツの弛みなんて、もう最悪ですよ。異性に好かれる要因がなくなってしまいました(笑)。
「女性の活躍を推進する商品」
ミドリ安全には女性専用の製品のラインナップも充実しています。もちろん、共用できない製品もありますからね。
専用サイトには「女性の働きやすさをサポート」というキャッチコピーに続いて以下のような説明コピーが続きます。
建設業界は男性の世界・・・というのは古い考えですね。何せ、男女共同参画の時代ですからね(笑)。
特筆すべきは「マタニティユニフォーム」ですね。プレママ(もうすぐ母親になる人のこと)でも、現場で活躍する方々も存在するのです。ジャンパーの後裾タブ調整(お腹のふくらみに合わせて、裾周りの調節が可能です)、スラックスのウエストリブ(お腹のふくらみをやさしく包みこみます)、後腰部イージーフレックス機能(腰部のプリーツが伸びることにより、腹部への圧迫やつっぱりをさらに軽減)、ウエスト調節機能(脇からフロントにかけてお腹のふくらみに合わせ、ゴム調節が可能)などの機能が搭載されているのです。