放浪万景 熟睡

画像1 近所を歩いた。久々に「猫通り」を通って駅方向に向った。建築中のマンションの工事現場に黒ボロがいた。黒くて毛並みがボロボロだから黒ボロだ。
画像2 黒ボロと別れて、しばらく歩くと、空き地に猫が死んでいた。デカイごみを付けている。近づいても微動だにしない。
画像3 と思ったら、パッと顔を上げて、しばらく僕の顔を見ていた。死んではいなかったのだ。見つめ合うこと10秒ほど…。彼は起き上がる動きも見えないほどのスピードで姿を消した。
画像4 一方、こいつは、僕が近づくと目を開けたが、「ふん」てな感じの表情をすると、再度、深い眠りについた。

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