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災害の多様性「非常時のアナウンサー」

能登半島の地震発生時にNHKニュースを観ていました。しばらくして「津波警報」が発令されるや女性アナウンサーが「逃げて!」と大声で叫びだしました。続けて「ここは大丈夫だとは思うのは危険です。情報を待って逃げ遅れないでください!」「テレビを消さなくていいです!可能な限り逃げてください。高いところへ逃げること!」「今すぐ避難!今すぐ避難!東日本大震災を思い出してください!」。と、叱りつけるような強い口調で、被災地へ何度も非常事態であることを強く訴えていました。

僕はこれを観て、もの凄く感動したんです。災害時には津波を軽く考えて「一度家に帰ってお金や通帳持ってこなくちゃ」とか「車で逃げりゃ大丈夫だ」とこういう思考しがちですが、それではダメなんです。命あっての物種です。命がなければ(その本人にとっては)お金も車もただのゴミクズです。車なんか道路を遮断して避難の邪魔にしかなりません。

「チャラチャラして芸能人のように振る舞い、スポーツ選手と結婚を目指すよう」なバカな女性アナウンサーは何の役に立ちません。実際に他局のニュースも観ましたが、大人しいものでした。これは普段からの訓練によるモノでしょうね。

以下に上記リンク先の記事を抜粋というか転載しました。

 NHKの伊藤海彦アナウンサーが2日に自身のX(旧ツイッター)を更新。1日に起きた石川県能登地方を震源とする地震で、同局の山内泉アナウンサーが鬼気迫る口調で避難を呼びかけた件について言及した。
 伊藤アナは「私たちNHKのアナウンサーが強い口調で 呼びかけをするのには理由があります」とし、21年7月に投稿された「NHK取材ノート」のリンクを添付。
 11年に起きた東日本大震災を受け「命を守るための呼びかけ」についてつづられたもので「①確実に伝わること ②行動を促すこと ③予断を与えないこと」と3本の軸を示し、特に「自分だけは大丈夫」と思い込みを打ち破るための報道についての記述がある。
 1日、同局では番組を中断し、地震による各地の影響を伝えた。中でも山内アナは津波警報を受け、叱るような強い口調で避難を呼びかけた。「ここは大丈夫だとは思うのは危険です。情報を待って逃げ遅れないでください!」「テレビを消さなくていいです!可能な限り逃げてください。高いところへ逃げること!」「今すぐ避難!今すぐ避難!東日本大震災を思い出してください!」。緊迫した様子で、被災地へ何度も非常事態であることを強く訴えた。


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