生死生命論「自分の年齢に気づく恐怖」
信じられないでしょうが、僕は最近まで自分は中年ぐらいに見えるだろうと自惚れていました。だって、電車で座る若者の前に立っていても、シルバーシートの前に立っていても、誰も席を譲ってくれませんからね。あ、譲ってほしいのではありません。足腰はまだまだ大丈夫ですとも言えませんが、席を譲ってほしいなんて少しも思いません。
でもさ、あるとき鏡で自分の顔をじっくりと見ると、スゲーお爺ちゃんなんですよ。そりゃ若い頃とは違うだろうけどさ、まだ維持されていると思っていた中年の頃の顔と明らかに違う