自傷行為をしてはいけない
今回、私はアームカットをして死にかけた。
その上で広く伝えたいことがある。
それは、リストカットやアームカットをしてはいけないということだ。
やっていた人間が何を言っているんだと思われるかもしれない。
だが、やったからこそ言える。
私がなぜそんなことをしていたかといえば、一時的な苦しみの発散である。自殺したいという気持ちはもちろんあったが、死に方は他に考えていたし、そのタイミングも決めていた。そして、なによりも、リストカットやアームカットしたところで、人は死なないと思っていた。
私が使っていたのは、眉そり用の小さなカミソリである。プラスチックの柄の、刃の小さなものだ。こんなもので大けがなんかするわけがないと思っていた。
だが、実際にはそんなことはなく、そんな小さな刃のカミソリで深く長い傷を作り、大量に出血してしまった。救急車を呼ばなければ死んでいた。
私は生きることを選んだのだ。
だからこそ、今、苦しんでリストカット、アームカットをしている人に伝えたい。
今すぐやめて、心を治すことを考えてほしい。今すぐ病院の予約をとってほしい。
いろんな悩みを抱えてそういうことをしているのは、同じ立場だったから共感できるし、以前ならさほど気にも留めなかったと思う。
だが、今は違う。
もし、これを読んでくれている人で、今苦しんでいるのならば、絶対に言うことを聞いてほしい。
悲しむ人も多いし、苦しむ人も多い。
あなたは一人じゃない。
一人だと思っても、あなたを想ってくれている人は少なからずいるから。
そして、苦しいということは生きたいということ。
今すぐやめて病院で治療してほしい。
思いのたけをお医者さんに伝え、必要ならばカウンセリングなども受けてみてほしい。
自分を傷つけることをやめてほしい。
私のこの文章を読んで馬鹿にしてもいい。
だけど、生きてほしい。
私は今、これを伝えたい。
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