家族会議と「延期のお知らせ」に揺れた日(2021.5.12)


今日はこんな訳で怒涛の一日だった。

話し始めたのは昼前、予想通り父は猛反対した。とにかく、今の時期は一番危ないから止めておけ。永遠に行くなとは言わない。しばらく待て、と。

母は自己責任、親子関係が破綻してもいいなら行けば?でもそれは嫌なんでしょう?だったら今回は諦めよう。延期の知らせがあるかも知れないから待とう、と言った。


午後は涙をこらえて過ごした。

自分は感染リスク回避と引き換えに心を殺した、とさえ思ったが、そんなことではいけないと思い、外の空気を吸いに出かけた。

出掛ける間際に、父が「どこ行くの? ○○(店名)?」と普段より優しい口調で尋ねてきて、また泣けてきた。

2ndアルバム『vibES』を聴きながら歩いて、適当な買い物をして、すぐ帰宅した。なにか書こうと思ってPC開いて、ライブ行かないなら服買おうかと思い立ちファッションサイトを見たり、何となく気晴らしのような過ごし方をしてしまった。

18時頃、母に「延期の知らせ」来てないの?と尋ねられTwitterを開いたら、ちょうど出てきた。公式と、ミヨさんのツイート。

公式サイトのメンバーコメントに素早く目を通した。各々言い回しは違えど、文面から悔しさ、残念さ、それでも前を向くひたむきさ、ファンや周囲を気遣う優しさ様々な思いが窺えて、その決断に心底感謝し、同時に胸を撫で下ろすこととなった。

私はいくらでも待てる。彼らの思いは十分伝わるから。

笑顔で会いたいから。流した涙の分も含めて。


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