ギターを弾きたい（2021.06.30）

（白鳥マイカ - タイヨウのうた）

６月は一年で１番好きな月だけど、もう終わる…でもいいことがたくさんあった。すると気持ちも前を向く。

「くみちゃんの好きな人はギターの人多いよね。楽器で１番好きなの？」
先月だったか、上司に１番好きな楽器のパートは何か尋ねられた。
「そう、ギターが好きなの！」
即答だった。
「今こういう時期だから自分でもやってみたらいいのに。ギターじゃなくてもウクレレとか」

私は音楽が好きだけど、自分でやりたいとは思わなかった。小さい頃、皆やっているピアノを習うか親に勧められて嫌だと言ったらしい。
私には絵と文があるからいい。
でも、どこかでやってみたいという気持ちはあったと思う。

ウクレレ…あるんだな。
十何年も前にフェリシモで買った、かわいいミントカラーの。
クローゼットの最上段で埃を被っている…買ったけど、一回も弾いていないやつ。
ずっと、「ある、存在する」ということは覚えている。

なぜ一度も弾いていないのか？
仕事で疲れている。リフレッシュ、体力回復などで休みが終わる。
あるいはライブに行く。行く前の準備、行った後の感想。次の予定を組む。
読書。
創作。絵を描きたい。何を描く？ラフから下書き、仕上げ。画材について。
小説、キャラクター世界観設定、ツール探し。
美術館、博物館ミュージアム巡りでインプットも忘れない。

やりたいことが多すぎる！
というわけで手を付けてない！
本当にやりたいなら、上記のことをやめてでもやるはずだ。

やりたいと思っていてもやらないというのは、結局やりたくない。
断捨離など片付け関連の「いつかやろうと思って買った趣味のグッズはこの先もやらない（から、処分の対象）」という説はネットにもあふれている。
それを鵜呑みにして、やらない選択をしてしまうのは時期尚早ではないか？

今からだって遅くないんだ。
ベッドのマットレスもやっと新しくなったことだし、あのウクレレを出して触ってみよう。

アコースティックギターで弾き語りが出来るようになりたい。
憧れは白鳥マイカさん…女性SSWで断トツに好き。持って生まれた声は無理としても、あの楽曲のクオリティよ。

それから、私はエレキギターのフィードバックノイズが好きだ。
絵でいうと水彩絵の具の滲みのようだ。その音を聴くと、脳内に色が広がって見える。
いつかエレキも手にして弾いてみて、その音色を見たい。

いつかやりたいと言っておいて理由をつけていつまでもやらないというのを、やめにしたい。やれない理由を探すよりやる方法を考えたい。

先日、こんなつぶやきをした。

そういえば、ワイヤレスイヤホン（earfun）を購入したけど、ちょうどいいケースがない。とりあえず使っていないスヌーピーの巾着があったので、それに入れている。10cmくらいなのでやや大きい。そうだ、ぬいぐるみなんてハードルが高くせず、巾着を作ろう！　バンドTを模して、デザインの手間を省けるのは仕上がりがイメージしやすい！

といったことを思い立った。アイデアだけは思いつくのだ。問題は本当にやるのかということに終始する。